台風25号が迫る中、クラブ対抗県大会1回戦が行われました。 球場の旗が右を向いたり、左を向いたり風向が変則的に変化する中での試合となりました。

会場は小矢部野球場。その昔中嶋GMがスタンドに本塁打を放った球場です。 特徴として、きれいな電光掲示板が設置されています。

午前様ナインの名前も、プロ野球みたいに電光掲示板に掲載されます。

相手は射水市代表の水西ドランカーズ。 なんか強そうです。

永原監督みずからランナーコーチボックスに立ち、指揮をとります。

攻める初回表。 先頭砂河選手が四球で出塁します。

ランコーボックスから声を出す西田選手。

続く井田選手も四球で出塁し、さらにパスボールで無死2、3塁とチャンスを広げます。

一人倒れ、4番水巻選手も四球で出塁し、一死満塁のチャンスとなります。

迎える打者は現在打点トップの永原ゆ選手。 2球目を振りぬきセンター深くに打球を飛ばします。

これがタッチアップとなり、午前様がまず先制します。

守る初回裏。 先発は、県大会マウンドの常連金嶋投手。 ドランカーズ先頭打者を三振に打ち取りますが、

後続に2連打を浴び、一死1、2塁とピンチとなりますが、

後続をセンターフライ、ショートゴロに打ち取り、上々の立ち上がりを見せます。

初回の攻防は、午前様が主導権を取ります。
攻める2回表。たたみかけたい午前様でしたが、三人で打ち取られてしまいます。

守る2回表。 ドランカーズ先頭打者にきわどいタイミングでしたが、内野安打で出塁されてしまいます。

一死1塁から、強めのセカンドの打球を林選手が上手くさばき、4→6→3のダブルプレーを決めます。

2回を終えて、1点リードしていますが気が抜けません。

攻める3回表。二死から林選手が四球、パスボールで2塁へ進塁しますが、得点には至りません。

守る3回表。 ここから金嶋投手のリズムが良くなり、ドランカーズ上位打線を三者凡退に打ち取ります。

序盤戦は、無安打ながら午前様が優勢です。

攻める4回表。ここまで無安打の午前様でしたが、二死から山本選手が痛烈なライト線の2塁打を放ちます。 ただ、得点には至りません。

守る4回裏。 午前様ナインも肩の硬さがほぐれはじめ守備のリズムもよくなってきます。

きわどいサードゴロを仕留めて胸をなでおろす原田選手。

二死から2連続エラーでピンチが広がってしまいますが、金嶋投手ははうまく三振をとり、緩急をつけた投球でうまくしのぎます。

両チームとも好投手の投げ合いとなり、ペースの早い試合展開です。

ランコーに立つ横山選手。

攻める5回表。 そろそろ追加点が欲しいところです。
この回先頭の勝井選手は、四球を選びますが、捕手が後逸する間に2塁に進塁し、無死2塁と絶好のチャンスを作ります。

続く砂河選手は進塁打を放ち、一死3塁とチャンスを広げます。

続く井田選手は1、2塁間に転がす打球を放ち、

その間にランナーがホームインし、待望の追加点をGETし2-0とリードします。

守る5回裏。
チャンスの後にはピンチがあるものです。
一死から、安打とエラーで1、3塁と大ピンチとなってしまいます。

しかしこの場面でも、三振を取るピッチングで一人アウトにし、続く打者もサードゴロに仕留め無失点で切り抜けます。
厳しい場面を切り抜けて笑みの出る午前様ナイン。

午前様リードで試合を折り返します。

攻める6回表。 この回先頭の永原ゆ選手が、右中間への2塁打を放ちますが、得点には至りませんでした。

守る6回裏。 金嶋投手のテンポの良い投球で、三者凡退に打ち取ります。

序盤、中盤と、午前様が優勢で試合が進みます。

NEXTで待つ砂河選手。
攻める7回表は、波に乗りたいところですが、三者凡退に打ち取られてしまいます。 午前様が主導権をとってはいるものの、相手チームが簡単には崩れないところが、県大会の特色です。

守る7回裏。 この回も金嶋投手が三者凡退に打ち取ります。

試合の終盤にきて、両チームとも試合展開が早く、目を離しているすきにアウトが増えていく感じです。

攻める8回表。
二死2塁から、金嶋選手の打球はピッチャー前に転がりますが、エラーを呼び込み二死1、3塁とチャンスを広げます。
しかしあと一本が出ず無得点で回を終えます。

守る8回裏。 二死から長打、四球で1、3塁のピンチとなりますが、続く打者をピッチャーゴロに仕留め8回無失点で回を終えます。

市の大会であれば、すでに完封勝利ですが県大会は9回まで行われます。

攻める9回表。 2点リードしてはいるものの、もう少し点数が欲しいところです。
一死から勝井選手が2塁打で出塁すると、

3塁へ盗塁を試み、送球がそれた間にホームインし、ラッキーな追加点をGETします。

さらに、二死から井田選手が内野安打で出塁すると、盗塁、パスボールで3塁へ進塁します。

続く林選手は三振でしたが、捕手がボールを後逸し振り逃げとなりその間に3塁の井田選手がホームへスチールします。 きわどいタイミングでしたが、運よくセーフとなり4-0と大きくリードします。

先制、中押し、ダメ押しと理想的な展開で最終回を迎えます。 しかし、最後の最後で何が起こるかわからないのが野球でもあります。

守る最終回裏。 疲れの見え始めた金嶋投手を、ドランカー打線が捕まえます。 2点返されたところで、一死満塁のピンチとなります。

続く打者にレフト線ぎりぎりのところへ長打を打たれ、走者一掃の逆転打となり、無念の敗戦となりました。 8回まで緊張感のある投手戦でしたが、最終回は台風のような怒涛の展開でした。

負けはしましたが、良い試合でした。 これを教訓に、また来年もチャレンジです。
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山本 10 |
永原ゆ 17 |
勝井 21 |
井田 27 |
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中部日本大会出場の映像
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2018年10月6日(日)
投 手 金嶋
捕 手 山本
二塁打 山本(4回)、永原ゆ(6回)、勝井(9回)