連日30度を超える猛暑の中、国体記念ナイターが開催されました。 砺波市で完結する大会でもあり、参加チームを増やす目的で昨年からルールが改正され、助っ人の参加も認められるようになりました。
相手は、インパルス。 午前様とはあまり対戦がありませんが、今日のインパルスは屈指の強豪チームでした。 相手ベンチには、元高商のエース鍋田投手をはじめ、甲子園出場者が複数人おられ見るからに強そうです。
本日ばかりは、午前様ナインは気を引き締めて挑みました。
積極的にノックを買って出た平木選手。
ナインの気を引き締めるノック。永原監督。
攻める初回表。 本日1番打者に指名された林選手は、3球目の投球を振りぬき、右中間を抜ける2塁打で出塁します。
続く井田選手の進塁打で、ランナーが3塁へ進塁します。
続く打者は、春から好調を維持している永原ゆ選手。 たたく打撃で、エラーを呼び込み先制点をGETし、自身も出塁します。
まずは1点取り主導権を握ります。
橘ヘッドもコーチボックスで声をだします。
続く打者は、チャンスに強い4番水巻選手。 難なくレフト前に運び、一死1、3塁とチャンスを広げます。
ここで、相手投手のパスボールで、難なく2点目をGETします。
初回に2点先制します。
午前様の先発はベテラン中越投手。 公式戦の登板は、吉川投手(44歳と3ヶ月)についで歴代2位(42歳と10ヶ月)の記録です。 ちなみに、今までの歴代2位であった永原監督(42歳と8ヶ月)の記録を超えてのランクインです。
インパルス先頭打者に2塁打を打たれ、続く打者の打球は1塁強襲安打になりかけましたが、セカンド水巻選手の好カバーにより1アウト取ります。
しかし、インパルスクリーンナップ打線に力押しされ、3失点喫してしまいます。
いきなり、試合をひっくり返されてしまいます。
攻める2回表。 今日の午前様の下位打線は、ベテラン勢で固めています。 中澤選手同様動けるベテラン、西田選手。
山間元選手がセンター前安打で出塁します。
しかし、インパルス内野の好守備に阻まれゲッツーとなり、無得点で回を終えます。
守る2回裏。 この回は中越投手が奮起し、インパルス先頭打者をショートゴロ。
続く打者をライトフライ。
3人目の打者を三振と、三者凡退に打ち取り予定回数を終えます。
午前様は、1点ビハインドですが、くらいつきます。
攻める3回表。 この回先頭の林選手は、あわやスタンドインかと思われる長打で出塁し、一気に3塁を陥れます。
続く井田選手の打球は、ショートゴロでしたが、
飛び出していた林選手が挟まれタッチアウトになりますが、その間に打った井田選手が3塁に達します。
一死3塁から、またもパスボールで同点に追いつきます。
白熱した接戦になってきました。
守る3回表。 この回から2番手、昨年の投手MVP平木投手がリリーフマウンドに立ちます。
椎名選手がファーストに入ります。
インパルス先頭打者が、四球、盗塁等で一死3塁となり、続く打者にライト前に運ばれ1失点してしまいます。
しかし、後続を打ち取り、1点ビハインドの状態で踏みとどまります。
点を取られたら取り返すインパルス。1点差の攻防が続きます。
追いつきたい4回表の攻撃。 この回から、元高商のエース鍋田投手がインパルスのマウンドに立ちます。
草野球で見たこともないような速球と、球のキレで、午前様打線が三者凡退に打ち取られてしまいます。
守る4回裏。 二死3塁から、ライト前に運ばれ、インパルスに追加点を許してしまいます。
しかし、平木投手は崩れることなく後続を内野ゴロに仕留めます。
2点を付けられ、少し厳しくなってきます。
攻める5回表。 打順は3巡目となり、この回先頭の林選手は、ショートのエラーを呼び込み出塁すると、盗塁を決め無死2塁とチャンスメイクに成功します。
続く井田選手のあたりは、ライトのエラーを呼び込み、その間にランナーがホームインし、1点返します。
続く打者は3番永原ゆ選手。 相手は元高商のエース。 純粋な力対力の勝負を展開します。
結果は、鍋田投手に軍配が上がりましたが、高校野球のような緊張感のある勝負を見ることができました。
1点差まで詰め寄りましたが、この回での失点は避けたいところです。
守る5回裏。 先ほどの鍋田投手の投球に刺激を受け、平木投手も発奮し、インパルス上位打線を3者凡退に打ち取ります。
大事な場面での好投が光った、平木投手。
5回を終えて、1点ビハインドのまま終盤戦へ。
攻める6回表。 インパルス鍋田投手に翻弄され続けた午前様出せんでしたが、4番水巻選手がライト前のクリーンヒットで出塁します。
二死1塁から、砂河選手が打席に立ちます。 同世代対決に相手バッテリーもギアが上がります。 結果はセカンドゴロでしたが、こちらも見ごたえのある勝負でした。
守る6回。 平木投手もギアが一つ上がり、この回もピッチャーゴロ2つと、
レフトフライと、インパルス打線を3者凡退に打ち取ります。
1点ビハインドのまま最終回を迎えます。
攻める最終回。同点に追いつき、守り切れば、同点抽選(じゃんけん)となります。 二死から林選手が四球を選び、全打席出塁を達成します。
しかし、後続を打ち取られ、あと一歩及ばず敗戦となりました。 ただ、見ているほうからすると、高校野球を沸かせた名選手と午前様ナインとの白熱した対決が見られ、とても見ごたえのある試合でした。
![]() |
![]() |
![]() |
林 9 |
水巻 18 |
山本 10 |
![]() |
中部日本大会出場の映像
Copyright© Gozensama Club. All Right Reserved.
2018年7月26日(日)
投 手 中越 ー 平木
捕 手 山本
二塁打:林(1回、3回)