クラブ対抗の結果

7/29(対 太田クラブビアーズ)



井田投手宣言通り3失点で守り抜く。
午前様クラブ決勝戦へ進出。

変則的な進路の台風12号が、富山県を逸れたこともあり、朝から快晴猛暑の中クラブ対抗準決勝が行われました。 相手は、太田クラブビアーズ。 どちらかといえば、午前様の天敵チームですが、たまに勝てることもあるチームです。

準決勝は、勝利するとそのまま決勝戦が行われるため、両チームとも先発投手を残しておかなければなりません。 そういう意味では、砺波ナンバーワン投手であるビアーズ平木投手が温存されたことは、午前様にとってツキがありました。

攻める初回表、今シーズン好調の林選手が四球、ワイルドピッチで2塁へ進塁します。

続く金嶋選手打球はショートのエラーを呼び込み、ファーストへの送球がそれます。

その間に、ランナーがホームインし、午前様が先制します。

本日の先発は、昨年勝ち頭の井田投手。 試合前に、「本日の試合3失点に抑えます。だから何とか4点取ってください。」と宣言し、自身に良い緊張感を持たせての先発です。

ビアーズ先頭打者をファーストフライに打ち取りますが、続くビアーズ平木選手にスタンドに運ばれ、同点に追いつかれます。

続く打者にも安打で出塁されますが、2塁への盗塁を山本捕手の一刺しで阻止します。

好送球で、ランナーを刺します。 これが効き、守る初回裏、結局3安打、1死球のピンチを1失点でしのぎ切ります。

初回は1-1でがっぷりよつです。

攻める2回表。 二死から原田選手が四球を選び、出塁しますが、得点には至りません。

守る2回裏。 井田投手のリズム感がよくなり、二死から四球、安打でピンチを迎えますが、サードゴロを打たせて切り抜けます。

2回を終えて、互角の状態です。

攻める3回表。 試合が動きます。 この回先頭の林選手が右中間を射抜く三塁打でチャンスメイクに成功します。

続く金嶋選手が、レフト前ヒットで続き、

3塁ランナーが難なくホームインし、追加点をGETします。

一死から、4番水巻選手の打球は、サードのエラーを呼び込み、一死1、2塁とチャンスを広げます。

続く打者は、勝井選手。 以前、ビアーズ戦でサヨナラを打ったこともあり、相性の良さから5番に抜擢です。 勝井選手は、その期待に応え、三遊間を抜く打球でレフト前に運び、2塁ランナー金嶋選手の好走塁もあり、さらに追加点をもぎ取ります。

金嶋選手の好走塁で、きわどいタイミングでしたが3点目をGETします。

二死から、山本選手の打球もファーストのエラーを呼び込み、この間に三塁ランナーがホームインし、4点目をもぎ取ります。 結果的に、この打点が勝利打点になります。

守る3回裏。 この回は、セカンドゴロ、ショートフライ、

レフトフライと、井田投手が三者凡退に抑えます。

3回を終えて、午前様が3点リードします。

攻める4回表。 二死から金嶋選手が四球で出塁しますが、得点には至りません。

打った打球について、談笑する原田選手と、永原ゆ選手。

午前9時台ですが、猛暑・酷暑で審判団も水分補給しながらの試合です。

守る4回裏。 一死から、ライト前に運ばれ出塁されますが、後続をきっちり抑え、無失点で切り抜けます。

攻める5回表。 二死から、井田選手が内野安打で出塁しますが、得点には至りません。

守る5回裏。 好調な投球を見せていた井田投手でしたが、猛暑によるバテがではじめ、制球が不安定になります。 2死球、フィルダースチョイス等で無死満塁のピンチを迎え、ビアーズ4番にライト前に運ばれ2者ホームインし2失点してしまいます。

4-3と1点差にされ、無死1、2塁とピンチの状態で、内野陣が声をかけます。

直後の打球は、セカンド林選手の正面にライナーで飛び、捕球(1アウト)。ランナーが飛び出しており、そのままセカンドのベースを踏み(2アウト)。 一人ゲッツーで2アウトにします。

続く打者の打球は、たたきつける難しい打球でしたが、サード原田選手が上手くさばき、アウトにします。

この試合最大のピンチを切り抜けます。

とはいえ、1点差に詰め寄られ、午前様としては追加点が欲しい場面です。

審判よりコールがあり、6回が最終回となります。 追加点が欲しい場面でしたが、無得点に終わります。

守る最終回裏。 守り切れば勝利です。 ビアーズ先頭打者を三振に打ち取りますが、振り逃げで出塁を許してしまいます。 その後も二死、1、2塁と、ピンチの場面を迎えます。 そして、最後の打者をサードゴロに仕留め、接戦を競り勝ち決勝戦へコマを進めました。

■試合情報
日付

2018年7月29日(日)

球場 チューリップスタジアム
大会名 クラブ対抗(準決勝)
対戦相手 太田クラブビアーズ
TEAM 1 2 3 4 5 6 7 8 9
午前様クラブ 1 0 3 0 0 0       4
太田クラブビアーズ 1 0 0 0 2 0       3

投 手 井田

捕 手 山本

二塁打:林(3回)

打順 位置 選手 打席数 打数 安打 打点 四死球 犠打 盗塁 三振
1 4 4 3 1   1      
2 6 金嶋 3 2 1 2 1      
3 7 永原ゆ 3 2     1      
4 3 水巻 3 3           1
5 8 勝井 3 3 1 1       1
6 1 井田 3 3 1          
7 2 山本 3 3   1        
8 5 原田 3 2     1      
9 9 西田 3 3            
  控え 永原                
  控え 小幡                
  控え 横山                
                     

今日のヒット

林 9
■3回:
三塁打(右中間)

金嶋 19
■3回:
レフト前ヒット(打点1)

勝井 21
■3回:
レフト前ヒット(打点1)

井田 27
■5回:
内野安打

今日の試合後

この後に行われる決勝戦に向けて、ユニフォームを天日干しする午前様ナイン。

7/29(対 レッドスターズ)



勝利の女神様が午前様に微笑んだ日。
劇的なサヨナラ打。

先のビアーズ戦から1時間半ほどで、決勝戦が行われました。 相手は、今大会の優勝候補であり、午前様の宿敵レッドスターズ。 10年以上にわたり、1勝もできない時代もありましたが、近年そのジンクスを破り、下克上が成功することもあり、試合前はどのような試合展開になるか予測がつかない状態でした。

また通常ならば決勝戦は時間無制限、9回まででしたが、すでに気温35度に到達しており、安全を考慮して準決勝までと同じ7回までで時間制限ありのルールとなりました。

先発は、金嶋投手。 くしくも2016年のクラブ対抗決勝戦でも、同じ相手であるレッドスターズを相手に投げ勝っています。

立ち上がり、レッド先頭打者をサードゴロに打ち取ります。

しかし、底力は折り紙つきのレッドスターズ。 二者連続安打などで、二死満塁のピンチとなります。

しかし、続く打者をサードゴロに打ち取り、初回無失点に抑えます。

両チームともですが、ダブルヘッダー+猛暑で、すでに汗だくです。

攻める1回裏。 好調林選手が、四球で出塁し、続く井田選手の打球はセカンドゴロでしたが、ゲッツー崩れでランナー交換になります。

一死1塁から、迎える打者は打点トップを走る永原ゆ選手。 5球目を振りぬき、センターの頭上を越える三塁打で、先制点を取ります。。

いわゆる「空中戦」で先制します。

続く4番水巻選手は、センターに大飛球を飛ばし、犠飛で難なく追加点を取ります。

タッチアップでホームイン成功します。

レッド相手に、午前様がリードを奪います。

守る、2回表。 一死から、エラー、四球で一死1、2塁となりますが、後続を抑え無失点で回を追えます。

猛暑の中の午前様ナイン。

レッドはかなりの強豪ですが、リードしていることで、守備にも心の余裕が出始めています。

無失点に抑え、足取りも軽やかな午前様ナイン。

攻める2回裏。 この回先頭の勝井選手が内野安打、盗塁で無死2塁とチャンスメイクします。

続く山本選手は、左中間への二塁打で1点追加します。

一死からベテラン西田選手も続き、レフト線ぎりぎりの大飛球二塁打でさらに1点追加します。

好走塁で4点目をもぎ取ります。

西田選手は、45歳と4ヶ月での公式戦安打となり、最年長公式戦安打3位を記録しました。

ここでレッドの投手交代となり、規定投球練習の間、審判団も小休止します。 ランコーボックスで待っているほうも、酷暑に耐えながら待ちます。

一死2塁で迎える打者は、1番に戻り林選手です。 林選手は、レッド投手の威力のある投球を見事にとらえ、左中間に打球を運び、三塁打でさらに5点目を追加します。

ここ3試合で4安打(2塁打2本・3塁打2本)と絶好調な林選手。

続く井田選手も、ライト前に打球を運びさらに1点追加します。

よい場面でタイムリーを放った井田選手。

レッド相手に、いままで経験したことのない大量リードを奪います。 しかし、レッド相手に得点はあるに越したことはありません。

守る3回表。 レッドの反撃が始まります。 この回先頭のレッド3番、4番に連続安打で1失点喫してしまいます。

しかし、なんとか後続をしのぎ切り、1失点で切り抜けます。

攻める3回裏。先頭水巻選手が四球で出塁しますが、得点には至りません。

3回を終えて5点リード。午前様が大量リードのパターンは初めての経験です。 また、この試合はスローペースで、3回を終えて1時間過ぎており、この段階では、早い回での最終回が予測されました。

守る4回表、金嶋投手の好投もあり、3者凡退に打ち取ります。

攻める4回裏。 点差はありますが、それでも取れたら欲しい追加点でしたが、こちらも三者凡退に打ち取られます。

4回を終えて、審判より5回最終回がコールされます。

審判団も、酷暑の中大変です。

5点差で最終回を迎えられた安ど感からか、午前様ナインはこのまま優勝で間違いないと全員思いました。 しかし、そこに気のゆるみが発生していました。 2部の対戦相手ならまだしも、相手は1部の強豪チーム。 簡単には勝たせてくれるわけがありませんでした。

猛暑による不運等が重なり、ランナーがたまったところで走者一掃の長打を浴びるなど、レッドスターズに追いつかれてしまったのです。 何とか、逆転は阻止しましたが、土壇場で試合を振り出しに戻されてしまいます。

どちらかといえば、午前様がレッドに勝利できた時は、午前様が土壇場で追いつくパターンでしたが、今回はその逆をされてしまった形です。 しかし、午前様に運があったとすれば、後攻めであった点でした。

攻める最終回裏。 クリーンナップに回る打順です。 一死から、3番永原ゆ選手は、執念の二塁打でサヨナラのランナーが得点圏に到達します。

続く4番。水巻選手。 レッドバッテリーは、チャンスに強い水巻選手との勝負を避け、四球で一死1、2塁となります。

ここで、レッド捕手が捕球時にハンブルしたのを見て、セカンドランナーの永原ゆ選手が積極的に3塁を狙いましたが、アウトになります。 しかしその後、投球時のパスボールで、1塁ランナーの水巻選手が2塁へ進塁します。

二死2塁の大詰めで迎える打者は、この試合を投げぬいた金嶋選手。 記録的な猛暑の中でのダブルヘッダーおよび先発で、体力・握力などほとんどゼロに近い状態であったと思います。 そのためレッドバッテリーは、金嶋選手との勝負を選んだと思われます。

しかし相手チームは、金嶋投手が先発時、驚異の打率・打点・塁打を記録していることを知らなかったようです。

金嶋選手は限界に近い状態の中、ボールを見極め粘り6球目をとらえ、右中間深くに打球を運びフェンス前に打球が転がります。

セカンドランナーの水巻選手が悠々とサヨナラのホームを踏みます。

金嶋選手の、渾身のサヨナラ打で優勝を決めました。

午前様ナインがベンチから飛び出し、金嶋選手を祝福します。

草野球とはいえ、高校野球のようなものすごい緊張感の中での劇的な勝利でした。

勝利の女神さまは、午前様クラブに微笑んでくださいました。

午前様ナインは、優勝の記念撮影をして、球場を後にしました。

■試合情報
日付

2018年7月29日(日)

球場 チューリップスタジアム
大会名 クラブ対抗(決勝)
対戦相手 レッドスターズ
TEAM 1 2 3 4 5 6 7 8 9
レッドスターズ 0 0 1 0 5         6
午前様クラブ 2 4 0 0         7

投 手 金嶋

捕 手 山本

三塁打:永原ゆ(1回)、林(2回)

二塁打:山本(2回)、西田(2回)、永原ゆ(5回)

打順 位置 選手 打席数 打数 安打 打点 四死球 犠打 盗塁 三振
1 4 3 2 1 1 1     1
2 6 井田 3 3 1 1        
3 7 永原ゆ 3 3 2 1        
4 3 水巻 3 0   1 2 1    
5 1 金嶋 3 3 1 1        
6 8 勝井 2 2 1       1 1
7 2 山本 2 2 1 1        
8 5 原田 2 2           2
9 9 西田 2 2 1 1        
  控え 永原                
  控え 小幡                
  控え 横山                
                     

今日のヒット

永原ゆ 17
■1回:
三塁打(センターオーバー:打点1)
■5回:
二塁打(右中間)

勝井 21
■2回:
内野安打

山本 10
■2回:
二塁打(左中間:打点1)

西田 1
■2回:
二塁打(レフト線:打点1)

 

林 9
■2回:
三塁打(ライトオーバー:打点1)

井田 27
■2回:
ライト前ヒット(打点1)

金嶋 19
■5回:
サヨナラヒット(右中間:打点1)

 

今日のボツ写真

トップ写真にちょい写ってしまったため、ボツ写真に・・

中部日本大会出場の映像

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