快晴で夏の日差しを感じさせる5月終盤の日曜日。天皇賜杯準決勝が行われました。
相手は精密野球の砺波市役所。 午前様とはしばらく対戦がなかったチームで、2006年5月以来の対戦です。 ちなみに前回は0-11で惨敗でした。
攻める初回表。 市役所チームは、打たせて取る試合運びで午前様打線を翻弄します。 一死から井田選手がセンター前ヒットで出塁しますが、後続を打ち取られます。
守る初回裏。 10年前は浸食されるように点を取られていきましたが、今回は重力球平木投手が立ち向かいます。
捕手には、公式戦初捕手のオールラウンダー井田選手。 ちなみに公式戦でまだ守っていないポジションは、ファースト、レフト、センターのみです。
平木投手は、立ち上がりも上々で、一つ四球を与えますが、後続をきっちり打ち取ります。
攻める2回の表。 二死から勝井選手が四球を選び、盗塁でチャンスメイクに成功しますが、あと一本が続かずに無得点に終わります。
守る2回裏。 先頭打者が四球、盗塁、進塁打で一死3塁のピンチを迎えると、 市役所のたたきつける打撃で難なく先取点を持っていかれます。
攻める3回表。 すぐに追いつきたい午前様は、二死から井田選手の内野安打で出塁すると、
続く江川選手は、ライト深めの安打で二死1、3塁のチャンスメイクに成功しますが、ここもあと一本がでず無得点に終わります。
守る3回裏。 市役所先頭打者に右中間に運ばれ無死二塁。進塁打で一死三塁のピンチを招いてしまいます。
この場面で市役所はエンドランを仕掛けてきますが、打者が空振り、ランナーが飛び出していたため、ランナーを挟みアウトにし、ピンチを脱します。
市役所バッテリーは、とても精密なコントロールを駆使し、早いカウントでストライクをとり相手にバッティングをさせない攻撃を仕掛けます。 そのため、早打ちで対抗することになりますが、うまくかわす投球のため打たされ、試合の進行が早くなっていきます。
攻める4回表は、三者凡退に打ち取られます。
守る4回裏は、この回も市役所先頭打者にライト前に運ばれますが、
後続を3人で抑えます。
1点を追う展開の中、一死から原田キャプテンの長打で左中間への二塁打でチャンスメイクに成功します。
二死三塁と一打同点の場面になりますが、百戦錬磨の市役所の老練な守りに、あと一歩届かず無得点に終わります。
守る5回裏、苦しい場面ですが、平木投手が踏ん張りこの回も無失点に抑えます。
攻める6回表。水巻選手が一死から四球で出塁しますが、得点には至りません。
守る6回裏。 一死から、市役所クリーンナップに怒涛の3連打を浴び、一死満塁のピンチを招いてしまいます。
この場面でも、市役所は転がす打球で1点を取りに行き、手痛い1失点を喫してしまいますが、
午前様ナインは崩れることなく、後続を仕留め最終回に望みをつなぎます。
攻める最終回。 点差は2点。 しかし、守備にスキのない市役所は、手堅く午前様打線を打たせて取り、無念の敗戦となりました。
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井田 27 |
江川 7 |
原田 4 |
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中部日本大会出場の映像
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2017年5月27日(日)
投 手 平木
捕 手 井田
二塁打:原田(5回)