9月になって、秋を感じ始めるかと思いきや、真夏を感じさせる強い日差しの中、東日本大会砺波地区予選が行われました。
相手は、午前様の天敵太田クラブビアーズ。
しかし、今シーズンは1勝しており、接戦が予測されます。
攻める初回表。
一死から、井田選手がセンター前ヒットで出塁します。
今シーズン2本目の安打をアピール。
しかし、ビアーズ平木投手の前に、後続を打ち取られてしまいます。
午前様の先発は、吉川投手。
44歳と3ヶ月で公式マウンドに立つのは、午前様最年長記録です。
(2位は永原監督の42歳と10ヶ月、3位は中越投手の40歳と11ヶ月)
吉川投手の立ち上がりは完璧で、ビアーズ打線をショートフライ、サードゴロ、ショートフライと3者凡退に打ち取ります。
攻める2回表。
この回先頭打者は、4番サード原田キャプテン。
しかし、好投手の平木投手に三者凡退に打ち取られてしまいます。
守る2回表。
この回も、吉川投手の好投がひかり、ビアーズ打線を三者凡退に打ち取ります。
その勢いで、3回もピシャリと押さえますが、午前様も凡退に抑えられてしまいます。
際立つベテラン勢。
攻める4回表。
先頭の林選手が死球で出塁します。
続く井田選手は、送りバントで送り、
三塁に守備がついていないのを見計らって、林選手の好走塁で三塁を陥れます。
絶好の先制チャンスでしたが、またもビアーズ平木投手に抑え込まれ、無得点に終わります。
守る4回裏。
本試合は、永原監督のベテラン投手リレー起用であったため、4回で交代が告げられており、先発のラストイニングになります。
ビアーズ先頭打者に、ライト深めに打球を運ばれますが、本日ライトの江川選手が背走しながら捕球する好プレーを見せます。
しかしその直後、右中間を抜ける三塁打。
左中間を抜ける二塁打と、長打で1失点してしまいます。
しかし、ピンチの時こそベテランの経験がものを言い、後続をピシャリと抑え、 最小失点で切り抜けます。
ピンチの後にはチャンスあり。
この回先頭の金嶋選手が二塁打を放ち、追撃のチャンスメイクに成功します。
ビアーズナインがマウンドに集まります。
続く打者は、先日のレッド戦で打点をあげている水巻選手。
しかし死球をもらい出塁します。
無死1、2塁で迎える打者は、ビアーズからサヨナラ安打を放ったことのある勝井選手。
ベンチからは、送りバントの指示が出ていましたが、2ナッシングまで追い込まれ、フリー打撃に切り替えます。
放った打球はライト深くに飛び、結果タッチアップとなりランナーを進塁させることに成功します。
絶好のチャンスでしたが、三度ビアーズ平木投手に抑え込まれ無得点に終わります。
5回で1点差。
5回の裏からは、リリーフ中越投手。
先週もGリーグで好投し今シーズンは抜群の防御率を誇ります。
ちなみに、本日の登板が最年長歴代3位の公式戦マウンドになります。
中越投手も、立ち上がりは打たせて取るピッチングで、ビアーズ打線を三者凡退に打ち取ります。
攻める6回表。
まずは、追いつきたい午前様は、一死からエラーで井田選手が出塁します。
しかし決めてにかけ、得点には至りません。
守る6回裏。
中越投手は、二死から四球を一つ与えますが、難なく後続を打ち取り、パーフェクトリリーフを達成します。
今シーズン鉄壁サードを継続中の原田選手。
1点差で最終回の攻撃です。
攻める最終回の表。
この回先頭の金嶋選手が、執念の内野安打で出塁します。
盗塁を決め、無死2塁とチャンスメイクに成功します。
続く水巻選手は、サードゴロでしたが、進塁打となり一打同点のチャンスとなります。
絶好のチャンスでしたが、最後までビアーズ平木投手の集中力の欠けないピッチングで抑え込まれゲームセットとなりました。
しかしながら、ベテラン投手リレーで接戦に持ち込み、午前様の底力が発揮された試合でもありました。
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井田27 |
金嶋 19 ■5回: 二塁打(右中間) ■7回: 内野安打 |
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中部日本大会出場の映像
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2016年9月4日(日)
投 手 吉川 - 中越
捕 手 山本
二塁打 金嶋(5回)