昨日に続き連日の試合となった日曜日 今日は日差しも強く、絶好の野球日和です。
県大会や中部大会のだいご味は、一つ勝つことと、優勝候補と試合をさせていただくことです。 まだ大会の結果は出ていませんが、優勝候補のゴールドライオンズと試合をさせていただけることは、 午前様にとって、とても楽しみな試合です。
本日は県大会出場の激励で、中嶋GMも駆けつけてくださいました。
相手は、昨年度優勝、全国常連の富山市のゴールドライオンズ。 試合前練習時からすでに、強豪の風格が漂っていました。
今日は先行の午前様。 攻める初回の表は、一死から林選手の安打で出塁しますが、得点には至りません。
先発は大舞台エースの金嶋投手。 昨日は9回捕手をこなしたうえでの連戦です。
守る初回裏。 相手は、超強豪チーム。 初回から、内野安打、死球で一死満塁のピンチに追い込まれてしまいます。
この場面で、ゴールドライオンズは、スクイズでなくエンドランを仕掛けてきまが、 午前様バッテリーがうまく芯を外し、ファールとなります。
そしてエンドランをうまく外し、飛び出していた三塁ランナーをアウトにします。
二死からゴールドライオンズは力押しで、打球をセンター前に運ばれ2失点し、 初回から力の差を見せつけられます。
攻める2回表。 二死から水巻選手が死球で出塁しますが、得点に至りません。
守る2回裏。
ライオンズ先頭打者がエラーで出塁すると、機動力で3塁を陥れられてしまいます。
なんとか二死まで追い込みますが、レフト前に運ばれ追加点を持っていかれます。
このままずるずるといかれたくない午前様は、3回表に反撃のチャンスを迎えます。 一死から、金嶋投手はセンターの頭上を越える三塁打で一死3塁とチャンスメイクに成功します。
三塁を陥れ、午前様に反撃のチャンスができます。
ここで迎える打者は、2度首位打者をとった経験のある砂河選手。
絶妙のバットコントロールで、ライト方向に打球を転がし、その間にランナーがホームインしまず1点返します。
1点取ると、反撃の芽が出始めます。 守る3回裏は、何とか無失点に抑えたいところです。
3回裏の守りは、レフトフライ、
サードゴロで、二死まで追い込みますが、
深い位置へのショートへの打球で出塁され、またしても機動力で3塁まで進塁されてしまいます。
しかし、金嶋投手は、後続を三振に打ち取り、この回無失点に抑え反撃の気運を高めます。
リズムに乗りたい午前様ですが、攻める4回表は、三者凡退に打ち取られますが、守りも無失点に抑えます。
攻める5回表も、三者凡退に打ち取られ、なかなか攻撃のリズムがつかめません。
守る5回裏は、ファーストゴロ、三振、
セカンドライナーと、三者凡退に打ち取り、守りのリズムが良い方向に出始めます。
グラブタッチをする、江川選手、椎名選手
まだ5月ですが、日差しが強く、審判団もつかの間の休憩をとりながらの試合進行です。
攻める6回表も三者凡退に打ち取られ、なかなか攻撃の糸口がつかめなくなってきました。
守りのリズムで、優勝候補ゴールドライオンズに食らいつきます。
守る6回裏は、二死から連打を浴び、
機動力で進塁され、二死2、3塁のピンチとなります。
ゴールドライオンズの機動力攻撃は防ぎようのない力強さです。
しかし、後続をセンターフライに打ち取り、午前様は守りで踏みとどまります。
攻める7回表。 一死から平木選手がエラーで出塁し、
続く水巻選手が死球で出塁し一死1、2塁とチャンスを広げます。
相手のミスからもらったチャンスでしたが、
ライオンズはここで円陣を組み、慌てることなく後続を打ち取ってきます。
1イニングにミスが2つあると、たいてい得点・失点するものですが、しっかり押さえてくるところが、優勝候補チームなのだと感じさせます。
守る7回裏。 そろそろ金嶋投手にも疲れが出始める頃です。
一死から、センター前ヒットで出塁を許すと、機動力で2塁に進塁されてしまいます。
続く打者は、ライオンズ4番。 この試合の午前様の失点は、いずれも長打で失点しており、この打席でも強行安打でレフト前に運ばれ、痛い失点を喫してしまいます。
7回を終えて、3点差に広げられ、午前様は後がなくなってきます。
攻める8回表。 打順は1番から。
ここから、午前様らしい反撃が始まります。
砂河選手は、三塁深めに打球を転がし内野安打で、ノーアウトのランナーが出塁します。
続く林選手は、三遊間を抜く打球で出塁し、無死1、2塁となります。
さらにパスボールでランナーが進塁し、無死2、3塁とこの試合最大のチャンスが生まれます。
迎える打者は、今シーズン最も打点が多い江川選手。 力押しをせず、1点を取る打ち方で、ライトへ打球を飛ばします。
タッチアップで、3塁ランナーがホームインし、まず1点返します。
迎える打者は4番永原ゆ選手。 初球を振りぬき、打球がセンターを抜ける二塁打となり、その間にランナーがホームインしします。
4番の一振りで1点差にまで詰め寄ります。
午前様の反撃に、ライオンズナインがマウンドに集まります。
迎える打者は、パワーヒッターの平木選手。 渾身の一振りでしたが、芯を外され1点差でこの回を終えます。
守る8回裏。 1点差となり、ライオンズは確実な1点を取りにきます。
先頭ランナーが死球で出塁すると、盗塁、次の打者のピッチャーゴロで、一死3塁と、 キッチリ得点の形を作ってきます。
ここでライオンズのとった作戦は、またもエンドランでしたが、バッテリーがうまく外し飛び出した3塁ランナーを挟みアウトにします。
結果、大事な場面で無失点に抑え、最終回に望みをつなぎます。
最終回を前にして、優勝候補相手に接戦となりました。
攻める最終回表。 ライオンズは、投手を変えてきましたが、この回先頭の水巻選手は、初球をセンター前に運び、ライオンズの出鼻をくじきます。
続く椎名選手は、力のこもったスイングでしたが、サードに捕球され、ゲッツー崩れのランナー入れ替えとなります。
さらに一人倒れ、二死1塁で迎える打者は、この試合3塁打を放っている金嶋選手。 すでに8回投げ切っており、満身創痍ながらも最後の力を振り絞り、バットを振りぬきます。
打球はレフト前ヒットになる打球でしたが、ゴールドライオンズレフトの一か八かの飛び込みスライディングをします。
結果は、グラブに球が入っておりゲームセットとなりました。
しかしながら、もしレフトが打球を落球していたら、試合がひっくり返ったかもしれない渾身の一打でした。
負けはしたものの、優勝候補相手に砺波代表として誇れるゲームができました。
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林 9 ■1回: レフト前ヒット ■8回: レフト前ヒット |
金嶋 19 ■2回: 三塁打(センターオーバー) |
砂河 2 ■8回 内野安打 |
永原ゆ 17 |
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水巻 18 ■9回: センター前ヒット |
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無安打ながら、存在感のある井田選手
快晴のなか談笑する永原監督(左)と中嶋GM(右)
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中部日本大会出場の映像
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2016年5月29日(日)
投 手 金嶋
捕 手 林
三塁打 金嶋(3回)
二塁打 永原ゆ(8回 打点1)