5月初日となった日曜日。 少し肌寒く、やや強風の中、市民体育大会初戦が行われました。
相手は、クラスが一つ上の各上レッドスターズ。 昨年は十数年ぶりに勝利できた相手ですが、春の高松宮杯1部で優勝したチームでもあり、2部優勝の午前様とくしくも優勝チーム同士の対戦となりました。
いつもより余裕の表情を浮かべる永原監督。
午前様のフロント陣もそろい踏みです。
昨年のMVP川岸選手もフル出場です
レッドスターズ戦では、なかなか点が取れず、本試合はいかに点を取るかが重要となります。
攻める初回表は、出鼻をくじかれ三者凡退に打ち取られてしまいます。
守る初回裏。
午前様の先発は、制球力と知力の金嶋投手。
ここ一番の勝負所で、永原監督が先発を指名しました。
二死からセンター前に運ばれ、続く打者をエラーで出塁を許し、二死1、3塁とピンチをの場面でしたが、
続くレッドの打者をサードゴロに打ち取り、無失点に抑えます。
攻める2回表は、二死から、水巻選手のレフト前ヒットで出塁しますが、得点には結び付きません。
試合が動いたのは、守る2回裏。 二死から守備の乱れでランナーを1、3塁に背負い、続く打者の打球は内野フライでしたが、風にあおられ落球しその間に2社ホームインされ、2点献上してしまいます。 打ったランナーは、守備のいない2塁を陥れようとしますが、ショート井田選手がボールを持って2塁へ飛び込み、間一髪アウトにします。
まずは、1点取りたい午前様は、一死から井田選手が内野のエラーで出塁しますが、盗塁に失敗し、後続も打ち取られ得点には結び付きません。
守る3回裏。
守りにリズムが出始めます。
レッド先頭打者をピッチャーゴロ、
サードゴロ、
ショートゴロと三者凡退に打ち取ります。
守備の良い流れを攻めにつなげたい午前様でしたが、逆に三者凡退に打ち取られてしまいます。
守る4回裏。 四球で先頭打者を出塁させてしまいますが、次の打者をピッチャーゴロ→セカンドフォースアウトにし、レッドに追加点を許しません。
攻める5回表。 打線がなかなかレッドを攻略できない中ですが、この回も三者凡退に打ち取られてしまいます。
守る5回裏。 レッド先頭打者にセンター前に運ばれますが、ランナーがスチールに失敗し、一二塁間でランナーを挟みアウトにします。
強力打線のレッドスターズですが、守備の面では午前様に「ツキ」がありました。
二死から四球でレッドランナーが出塁し、盗塁を決められてしまいますが、後続をショートフライに打ち取りこの回もレッドを抑えます。
攻める6回表。 一死から、井田選手が出塁しますが、後続を打ち取られこの回も無得点に終わります。
守る6回表。 勝利に望みをつなぐためには、この回は何としても無失点で抑えなければなりません。
しかし一死2塁からライト前に運ばれ、一死1、3塁となり、この試合最大のピンチを迎えます。
続くレッド打者の場面で、レッドスターズは、ヒットエンドランを仕掛けてきますが、打球がファールグランドのファーストの深い位置へ飛び、普通ならばなかなか補給できないところまで打球が飛びましたが、長身椎名選手が見事に補給し、 ファーストカバーに入っていた水巻選手に送球し、ダブルプレーが決まり、ピンチをしのぎきります。
ここ一番で連係プレーが決まった水巻選手と、椎名選手。
ピンチをしのぎ笑みの出るバッテリー
流れとしては、最高の状態で最終回の攻撃を迎えます。 しかし、6回までレッドスターズを打ち崩せず最後の最後で正念場を迎えます。
結果は、得点することができずゲームセットとなりました。 レッドスターズを十分抑えることができましたが、決定力不足の試合となりました。
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水巻 18 |
狙いを定める金嶋選手
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中部日本大会出場の映像
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2015年5月1日(日)
投 手 金嶋
捕 手 林