春ながら少し肌寒い日曜日。 シーズン開幕となった高松宮杯に挑みました。
今シーズンは30周年の時のような快進撃を予感させるかのような、勢いのある開幕となりました。
試合前に、新しいキャッチャー道具を身にまとう林選手。
いつも通りのノックですが、今日は一味違いました。
初戦は、サンエツ金属。 連盟試合では相性の良い相手ですが、油断は禁物の相手です。
攻める初回表、先頭の金嶋選手が四球で出塁し、すかさず盗塁し無死2塁のチャンスを作ります。
2者倒れ、迎える打者は4番永原ゆ選手。 放った打球はショートのエラーを呼び込み、先制点を取得します。
先発は、永原ゆ投手。この試合投手で4番です。
しかしサンエツ金属に立ちあがりを攻められ1失点し、同点に追いつかれてしまいます。
なおも一死1、3塁とピンチの場面ですが、
痛烈な三遊間の打球を、オールラウンダー井田選手の八艘飛びでダイレクトキャッチし、ランナーが飛び出していた三塁へダイレクト送球します。
見事にゲッツーが決まり、流れを午前様に向けます。
しかし次の回、午前様は得点を挙げられず、逆にサンエツに逆転され、1点ビハインドになります。
新しいプロテクターでの初送球。
攻める3回表。1-2と1点ビハインド。
打線が湿りがちな中、気をはいたのが砂河選手。三遊間を射抜き出塁します。
一死2、3塁のチャンスから、ワイルドピッチで難なく同点に追い付きます。 なおもチャンスが続き、江川選手のライト方向への二塁打で逆転に成功します。 さらにこの回1点追加し、4-2とし、午前様が主導権をとります。
守る3回裏は、永原ゆ投手が三者凡退に打ち取ります。
攻める4回表。 一死3塁から、砂河選手のタイムリー二塁打で1点追加します。
さらにチャンスが広がり、二死2、3塁から、ワイルドピッチで2塁ランナー林選手の好走塁で2者ホームインし、試合を決定づけます。
勢いづいた午前様ナインは、守備のリズムも良くなり、7-3で最終回を迎えます。
最終回は、先頭林選手が降り逃げで出塁し、パスボールで2塁へ進塁します。
つづく江川選手の打球は、ピッチャーゴロでしたが、エラーを呼び込みその間に2塁ランナーがホームインします。
一人倒れ一死2塁から
水巻選手2塁打(1打点)
平木選手3塁打(1打点)
椎名選手内野安打
と怒濤の連打でこの回3得点します。
守る最終回裏。 5回からリリーフの金嶋投手がきっちり締め、午前様は決勝進出となりました。
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
砂河 2 |
江川 7 ■3回: 二塁打(右中間:打点1) |
水巻 18 |
平木 29 |
![]() |
|||
椎名 6 |
準決勝の後少し間をおいて、決勝戦が行われました。
相手は、午前様の天敵太田クラブビアーズ。
昨年は5戦5敗と、散々な結果に終わっています。
先発は、昨年の勝ち頭椎名投手。
しかし、ブルペンで肩痛の症状が見えており、先発を平木投手に変更しようとしましたが、オーダー表提出後であったため、
そのまま先発マウンドに立ち、ひとり投げ終えたところで交代しました。
リリーフマウンドに立ったのは、ビアーズとは相性の良い、重力球投手の平木投手。 緩急をつけたピッチングと、重い球でビアーズを抑えます。
急な交代ながら、きっちり抑えて笑みの出る平木投手、椎名投手。
今日の午前様は、先の試合で打線爆発した状態で試合が終わったためか、初回から打線が爆発しました。 一死から林選手が2塁打を放つと、
3番江川選手が内野安打で続き、
4番永原ゆ選手が、レフト前安打を放ち、3連打で先制点をもぎ取ります。
なおもチャンスが続き、 6番平木選手のセンター前ヒットで1点追加。
7番椎名選手のレフト前ヒットで1点追加。
初回に3得点し、主導権を握ります。
守る2回表は、平木投手がビアーズ打線を3者凡退に打ち取ります。
3点リードしているとはいえ、相手はあのビアーズ。
とてもリードしている感じがしません。
その不安感から、午前様は油断することなく攻め立てます。
無死1塁から、林選手がまたも2塁打で無死2、3塁のチャンスメイクに成功すると、
続く江川選手のライト前ヒットで1点追加します。
さらについていたのは、ボークで三塁ランナーがホームインし、この回2点追加し5-0とします。
守る3回表も三者凡退に打ち取ります。
攻める3回裏。 無死1塁から、井田選手の当たりは、サードのエラーを呼び込み、出塁します。
続く打者は、昨年のMVP川岸選手。 放った打球は二遊間に転がり二塁はアウトになりましたが、結果一死1、3塁となりチャンスが広がります。
続く打者は、本日無安打であった金嶋選手。 得点のチャンスに、うまくボールを乗せ、レフト前に打球を運びシーズン初安打を記録します。
さらに、この回1点追加し、7-0となり5回コールドゲームの条件がそろいます。
守る4回表。 ビアーズ先頭打者がセーフティバンドで打球を1塁側に転がします。が、 うまい具合に1塁に転がり、1塁手の椎名選手が、1塁に足を乗せたまま補給しラッキーな1塁ゴロで1アウトとなります。
珍しい形のファーストゴロに笑みの出る内野陣
水巻選手の肩痛をこらえての送球で2アウト。
このプレイをみて午前様ナインの守備のリズムがさらに良くなります。
4回も無得点に抑え、5回に挑みます。
7-0での五回表の守り。 守り切ればコールドで勝利です。
一死から安打を打たれはしましたが、平木投手は落ち着きつつ後続を打ち取り、最後は三振で優勝を決めました。
午前様ナインにとっては5年ぶりの優勝となりました。
日付 | 2016年4月10日(日) |
---|---|
球場 | チューリップスタジアム |
大会名 | 高松宮杯 |
対戦相手 | 太田クラブビアーズ |
TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
太田クラブビアーズ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ||||
午前様クラブ | 3 | 2 | 2 | 0 | × | 7 |
※5回コールド
投 手 椎名-平木
捕 手 林
2塁打 林(1回、2回)
打順 | 位置 | 選手 | 打席数 | 打数 | 安打 | 打点 | 四死球 | 犠打 | 盗塁 | 三振 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 5 | 金嶋 | 3 | 2 | 1 | 1 | 1 | |||
2 | 2 | 林 | 3 | 3 | 2 | 1 | ||||
3 | 9 | 江川 | 3 | 3 | 2 | 1 | ||||
4 | 8 | 永原ゆ | 4 | 2 | 1 | 1 | 1 | |||
5 | 4 | 水巻 | 3 | 3 | ||||||
6 | 3→1 | 平木 | 3 | 3 | 1 | 1 | ||||
7 | 1→3 | 椎名 | 2 | 1 | 1 | 1 | 1 | |||
8 | 6 | 井田 | 2 | 2 | ||||||
9 | 7 | 砂河 | 1 | 1 | ||||||
7 | 川岸 | 1 | 1 | |||||||
控え | 永原 | |||||||||
控え | 中澤 | |||||||||
控え | 小幡 | |||||||||
控え | 横山 | |||||||||
控え | 山本 | |||||||||
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
林 9 |
江川 7 ■1回: 内野安打 ■2回: ライト前ヒット(打点1) |
永原ゆ 17 |
平木 29 ■1回: センター前ヒット(打点1) |
![]() |
![]() |
||
椎名 6 |
金嶋 19 ■3回: レフト前ヒット(打点1) |
![]() |
中部日本大会出場の映像
Copyright© Gozensama Club. All Right Reserved.
2016年4月10日(日)
投 手 永原ゆ-金嶋
捕 手 林
3塁打 平木(7回打点1)
2塁打 江川(3回打点1)、砂河(4回打点1)、水巻(7回打点1)