国体記念ナイターの結果

7/29(対 砺波市立総合病院)

午前様5連覇

高校野球の富山県代表も決まり、夏の野球シーズン真っ盛りの7月最後の水曜日、 国体記念ナイターが開催されました。

相手は、午前様永遠のライバル市立砺波総合病院。 今シーズンは1勝1敗と五分の相手です。 特に先日の朝間野球では、ぎりぎりのことろで粘り負けし、午前様ナインも気を緩めず強敵相手の目つきで挑みます。

本日は、午前様の若手選手が全員集合し、スタメン平均年齢21.6歳と、大学野球並みの年齢層です。

決勝戦といえど、永原監督の普段通りのノックを行い、自然体の体制で挑みます。

自然体のノック 永原監督

先発は、昨年の胴上げ投手の椎名投手。

本日は大所帯です。

守りについても、ベンチにはまだこれだけの選手が控えています

互角の初回攻防

ファールフライに飛びつく金嶋選手

守る初回表。 病院先頭打者に内野安打で出塁されます。

さらに、一死からフィルダースチョイスで出塁され、一死1、2塁のピンチを迎えます。

先日の朝間野球のこともあり、勢いに乗った病院は非常に強く、初回に点を献上すると病院に流れが向き、午前様にとって不利な試合展開が予測されます。

しかし、続く打者のあたりは、キャッチャーフライで、1塁ランナーが飛び出しており、林捕手は1塁へ送球しアウト。

嫌な流れを見事に断ち切ります。

攻める初回裏。 先頭砂河選手が安打で出塁しますが、病院強肩捕手に一刺しされ、3人で攻撃を終えます。

2回:先取点GET

病院先頭打者の打球は、セカンドゴロでしたが、悪送球で1塁を回り、2塁へ進塁しますが、カバーに入っていた林捕手の好返球で、2塁タッチアウトにし、事なきを得ます。

後続の打者も打ち取り、無失点に抑えます。

攻める裏の攻撃。 一死から椎名選手が二塁打で出塁します。

一人打ち取られ、二死2塁の場面で、迎える打者は林選手。 放った打球は二遊間を射抜き先制点をGETします。

なおも、続く井田選手が四球、勝井選手が内野安打で二死満塁のチャンスメイクに成功します。

ここで迎える打者は、勝負強い砂河選手。 レフト前に打球を飛ばし、レフトからの返球がそれる間に、ランナーが全員ホームインし、一気に4-0となります。

勝負強さを見せた砂河選手

序盤にリードをとります。

3回:椎名投手がぴしゃりと抑える

本日は、選手層が非常に厚かったこともあり、永原監督は当初から継投策を打ち出していました。 先発の椎名投手も、初めから3回までと指示されていたこともあり、力のこもった投球で3回をなんなく抑えます。

2番手平木投手とサインの打ち合わせをする林捕手。

裏の攻めは、一死から水巻選手が2塁打で出塁し、

ピンチヒッター山本選手が進塁打で二死3塁となりましたが、得点に至りません。

4回:継投策が見事にハマる

2番手投手は、先日のビアーズ戦で好投した平木投手。 日本人離れした長い足と手で、重みのある球を抛ります。

病院先頭打者の打球はピッチャーライナーでしたが、平木投手が反射神経のよさを見せ捕球アウトにします。

続く打者にセンター前に運ばれ出塁されて今しますが後続を、

ファーストフライ、

サードゴロに仕留め、上々の立ち上がりを見せます。

攻める裏、この回先頭の林選手が2打席連続安打で出塁し、センターがエラーの間に3塁を陥れます。

続く井田選手も2打席連続四球で出塁し、2塁への盗塁を試みますが、病院強肩捕手に刺されアウトとなります。

一死から、勝井選手のあたりは、セオリー通りのレフトフライでタッチアップを狙いますが、 病院の好連携プレーでホームアウトとなります。

5回:中押しとなる追加点をGET

この回から、スタメン選手が少しずつ交代していきます。 ベンチからの強い声出しに、午前様ナインも声をしっかり出して守備につきます。

ベンチからの声にポーズをとる金嶋選手

この回の平木投手はやや制球が乱れ、一死からの2者連続四球でピンチを招いてしまいますが、後続をセカンドフライ、三振に打ち取り無失点に抑えます。

ひとしれずガッツポーズ

攻める裏の回、一死から金嶋選手が四球で出塁。

代打川岸選手は死球で出塁。

二死となり、迎える打者は平木投手。 力の限り振りぬいたスイングで、打球を左中間深くまで運ぶ三塁打となり、2者ホームインします。

続く永原ゆ選手は四球で出塁し、パスボールの間に3塁ランナーがホームインし、ランナーも2塁へ進塁します。

ここで迎える打者は、本日あたっている林選手。 シャープに振りぬき、打球はセンター前に転がり、2塁ランナーがホームイン。 3打席連続安打で猛打賞となります。

6回:さらにダメ押し

点差が開き、少し余裕が出だした感がありましたが、そこを突かれたのか、2者連続安打で無死1、2塁のピンチを招いてしまいます。

しかし、今日の午前様ナインは守備の連係もしっかり決まります。 ショートに飛んだ打球を、

6、

4、

3のダブルプレーに打ち取り、続く打者もセンターフライに打ち取ります。

大事な場面での好プレーに満面の笑み 井田選手

スタメン9人のうち、5人が交代する中、午前様怒濤の攻撃が続きます。

まず、先頭ベテラン西田選手は、ショートエラーの間に出塁します。

ネクストサークルで見守る原田選手。

続く砂河選手も、サードのエラーを呼び込み出塁し、無死1、2塁のチャンスメイクに成功します。

一人倒れ、迎える打者はもっか首位打者の川岸選手。 今シーズンの好調さを物語るかのようなスイングで放った打球は、ライトの頭上をこえフェンスの前まで転がります。

全力で走りぬき、なんとホームランになります。

攻撃はさらに続き、平木選手がファーストエラーで出塁すると、続く打者は

永原ゆ選手。 本日は無安打ながら、長打狙いの打席が続いています。

パスボールの間にランナーは2塁へ

狙い澄まして放った打球は、左中間に突き刺さる2塁打となります。

優勝まで残りアウトカウント3つ

本日は下弦ぎみの月が勝負の行方を見守っています。

先日の敗戦もあり、点を取っても気を緩めにくかったところもありますが、 気がつくと大量点差で迎える最終回。 あと3アウトで優勝です。

ここまで無失点できた平木投手。 病院先頭打者を三振にうちとり、まず1アウト取ります。

続く病院打者のあたりは、ライト前に転がる打球でしたが、ライト永原ゆ選手の好プレーでライトゴロに仕留め2アウト。

最後の打者を力のこもったストレートで三振に打ち取りゲームセット。 平木投手は見事胴上げ投手となりました。

結果的にワンサイドゲームでしたが、そんな感じはまったくありませんでした。

午前様V5達成

表彰を受ける永原監督

準優勝の市立砺波総合病院

恒例の記念写真
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市立砺波総合病院のみなさん
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通算6度目の祝勝会

原田キャプテン

山本主将

縁の下を支えた中澤会計

祝勝会にかけつけた中越選手

本塁打を放った川岸選手

胴上げ投手 平木投手。

勝利投手 椎名投手。

富山新聞の記事

■試合情報
日付

2015年7月29日(水)

球場 チューリップスタジアム
大会名 国体記念ナイター
対戦相手 市立砺波総合病院
TEAM 1 2 3 4 5 6 7 8 9
市立砺波総合病院 0 0 0 1 0 0 0     0
午前様クラブ 0 4 0 0 4 4 ×     12

投 手 椎名 - 平木

捕 手 林
本塁打 川岸(6回:打点3)
3塁打 平木(5回:打点2)
2塁打 椎名(2回)、水巻(3回)、永原ゆ(6回)

打順 位置 選手 打席数 打数 安打 打点 四死球 犠打 盗塁 三振
1 8 砂河 4 4 2 3       1
2 5 金嶋 3 2     1     1
  5 原田 1 1           1
3 4 江川 2 2            
  4 川岸 2 1 1 3 1      
4 3 水巻 2 2 1         1
  3 長久 2 2           1
5 1 椎名 1 1 1          
  PH 山本 1 1            
  1 平木 2 2 1 2        
6 9 永原ゆ 4 3 1 1 1     1
7 2 4 4 3 2        
8 6 井田 4 2     1      
9 7 勝井 2 2 1          
  7 西田 1 1            
  控え 永原                
  控え 中澤                
  控え 小幡                
  控え 横山                
                     
                     

今日のヒット

砂河 2
■1回:
内野安打
■2回:
ライト前ヒット

椎名6
■2回:
二塁打(右中間)

林 9
■2回:
センター前ヒット(打点1)
■4回:
センター前ヒット
■5回:
センター前ヒット(打点1)

勝井 21
■2回:
内野安打

水巻 18
■3回:
二塁打(右中間)

平木 29
■5回:
三塁打(左中間:打点2)
川岸 3
■6回:
本塁打(ライトオーバー:打点3)
永原ゆ
■6回:
二塁打(左中間:打点1)

今日の円陣

中部日本大会出場の映像

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