集合時はまだ真っ暗です
砺波では、夜高祭りに向けて夜高行燈製作が真っ盛りの中、北日本新聞朝間野球1回戦が行われました。 集合時間は朝4時。あたりはまだ真っ暗です。
河川敷グラウンドからの御来光
これも毎年恒例ですが、河川敷グラウンドの庄川から上ってくる御来光を拝みながら、午前様ナインはウォーミングアップをします。
仕上げのノック
本日の対戦相手は、わずか二日前に対戦したばかりの砺波市立総合病院。 午前様永遠のライバルです。
先日の試合は午前様の圧勝でしたが、本日の病院ベンチは、何やら若手らしき方が多数垣間見えます。
オールラウンダー 井田選手
本日の注目は、基本的にどのポジションも守れるオールラウンダー井田選手の午前様初捕手です。 監督曰く、Gリーグで一度見ておきたかったとのことでしたが、ぶっつけでの起用です。
先発金嶋投手
午前様の先発は金嶋投手。朝日を背にうけての登板です。
今日の午前様は、先日同じ相手に圧勝したこともあり、勝てると思い込んでしまった部分があり、病院打線にその部分を突っつかれてしまいます。
午前様内野陣
守る初回表。 まだあたりが薄暗い中ということもあってか、エラー等で病院に先制を許してしまいます。
更に、守る2回表にも安打を皮切りに、2失点喫してしまい、序盤から3点のビハインドを背負ってしまいます。
本日大当たり 2安打3打点川岸選手
それを何とかしたのが、川岸選手でした。 攻める2回裏、二死3塁から、粘って放った打球は、サードを射抜きレフト前に転がりまず1点を返します。
更に、二死満塁まで持ち込み、井田選手の死球で1点追加し、2点返し1点差に詰め寄ります。
しかし守る3回表。病院側も二死3塁から三遊間を抜かれ、1点追加し2点差にします。
ところが、攻める3回裏、二死1、3塁からまたもや川岸選手が左中間への二塁打を放ち2者ホームインし一気に同点に追いつきます。
本日もフル出場 澤木選手
3回を終わって4-4と序盤から点の取り合いでしたが、4回からうって変わって投手戦になります。 両チームともランナーが出るものの、得点には至りません。
機敏な守備で監督も及第点 井田捕手
急な捕手起用にもかかわらず、井田選手の機敏な守備もあり、4回以降はランナーを背負っても、失点は許しません。
北日本新聞の記者さんも取材の中での試合でした
午前様、病院共にテンポ良いペースで試合が進み、守る最終回の表。 後攻めの午前様は、ここを抑えれば、サヨナラにぐっと近づきます。
二死から出塁を許してしまいますが、最後は飛び出した病院ランナーをはさみタッチアウトにし、ゲームでの負けをなくします。
最終回土壇場での長打 江川選手
攻める最終回裏。 一死から、江川選手の放った打球は、三塁ベースフェアゾーンをえぐるように弧を描き、ファールゾーンへ転がる技ありの打球で出塁し、サードの返球がそれる間に一気に三塁を陥れます。
一死3塁と、サヨナラのチャンスが巡ってきます。
両チームとも白熱する中、緊張の攻防が繰り広げられます。 しかし、勝利の女神はそう簡単には微笑まず、病院にそのまま抑え込まれ無得点で回を終えます
朝間野球では何度も経験済みのジャンケン抽選
最終回を終えて4-4の同点であったため、規定によりジャンケン抽選での決着となります。 両チーム9名が整列し、互いにジャンケンします。
結果は、午前様4勝、病院5勝で病院の勝ちとなりました。 しかしながら、午前様の永遠のライバル総合病院との死闘と呼ぶにふさわしい接戦は、午前様の歴史に残る試合となりました。
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砂河 2 |
川岸 3 ■2回: レフト前ヒット(打点1) ■3回: 二塁打(左中間:打点2) |
山本 10 ■2回: センター前ヒット |
江川 7 ■7回: 二塁打 |
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中部日本大会出場の映像
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2015年5月26日(火)
※同点抽選により負け
投 手 金嶋
捕 手 井田
2塁打 川岸(3回:打点2)、江川(7回)