クラブ対抗の結果

8/31(対 インパルス)

先発中越投手

夏の終わりの2連戦
2000年代エース踏ん張る

2番手川岸投手

機動力でかき回す砂河選手

一人ゲッツー 水巻選手

ダイレクトボレーキャッチ長久選手

サインを確認するバッテリー

迫力あるクロスプレー 林捕手

長身を生かした捕球 椎名選手

夏の甲子園も終了し、水田の稲穂が黄金色になり始めた8月最後の日曜日、クラブ対抗の準決勝、決勝線が行われました。

準決勝の相手は、インパルス。 午前様とは対戦回数がまだ少ないですが、午前様から見れば、相性の良いチームです。

今回の試合は、勝てばすぐ決勝戦となり公式戦ダブルヘッダーとなります。
決勝戦もある程度想定し、投手を温存しておく必要があります。

そこで永原監督は、ベテランの中越投手を先発に指名します。
中越投手は、数々の大舞台での登板経験も豊富で、大事な一戦に挑みます。

守る初回表は、中越投手の持ち味である「緩急ピッチング」が炸裂し、またバックの好守備もあり3人で打ち取ります。

攻める初回は、午前様の機動力でインパルスをかきまわします。
先頭砂河選手が内野安打で出塁、盗塁、パスボールであっという間に無死3塁と先制のチャンスを迎えます。 迎える打者は、打率が急上昇中の金嶋選手。放った打球は内野フライ気味ですが、セカンドの頭をわずかに超え技ありの安打で午前様が先制します。

なおもチャンスが続き、四球等で塁が埋まり勝井選手のタイムリーもありこの回いきなり5得点し、午前様が大きくリードします。

2回は両チームとも無得点に終わり、守る3回表。
この回はエラー等で1失点喫してしまいます。

さらに守る4回表。 中越投手にやや疲れが見え始め、インパルス打線が投球をとらえ始めます。 この回3安打を浴び、2失点し、じわりじわりと点差を詰め寄られます。

攻める4回裏。 5-3と詰め寄られ、午前様としては追加点が欲しいところです。

この回先頭の長久選手が、ショートの深いところへの内野安打で出塁し、盗塁で無死2塁とチャンスメイクに成功します。 続く打者は、砂河選手。 放った打球は、サードゴロの当たりでしたが、ファーストのエラーを呼び込み2塁へ進塁します。 その間に2塁ランナーがホームインし、追加点を取ります。

なおも、四球、エラー等でランナーがたまり、5得点します。

10-3と点差を引き離したところで、2番手川岸投手にスイッチします。 ところが、投手の代わり端を狙われ、先頭打者にレフト前に運ばれます。 パスボールと盗塁で無死3塁となり、午前様としてはコールドにするにはこの回無失点にする必要があります。

午前様は、前進守備でバックホーム体制をとります。 インパルス打者の放った打球は、ショートゴロですぐにバックホームしましたが、3塁ランナーがいち早く進塁しており文字通りタッチの差で1失点喫してしまいます。

川岸投手は後続を打ち取り、10-4で5回の裏の攻撃に移ります。 1点取れば、サヨナラコールドでしたが、午前様は三者凡退に終わります。

守る6回表。 規定により時間切れとなり最終回となり押さえれば、午前様の勝利となります。
ところが、インパルス打線が、驚異の粘りを発揮します。

アウト一つをはさんで2つの四球で一死1、2塁となり、ここから2連打を浴び2失点し、10-6と4点差に攻め寄られます。 嫌な空気につつまれ、ここから崩れると一気に逆転される懸念も出てきます。

それを払しょくしたのが、ショート水巻選手でした。 インパルス打者の打球は、ショートへ転がり、水巻選手はすかさずセカンドへ送球し、6-4-3のダブルプレーに仕留め午前様が決勝へコマを進めました。

ちなみに、午前様の公式戦最年長勝利は、2006年7月27日に国体記念ナイターで記録した永原監督の41歳と7ヶ月です。

■試合情報
日付

2014年8月31日(日)

球場 チューリップスタジアム
大会名 クラブ対抗
対戦相手 インパルス
TEAM 1 2 3 4 5 6 7 8 9
インパルス 0 0 1 2 1 2       6
午前様クラブ 5 0 0 5 0 ×       10

投 手 中越 ー 川岸

捕 手 林

2塁打 永原ゆ

打順 位置 選手 打席数 打数 安打 打点 四死球 犠打 盗塁 三振
1 8 砂河 4 3 1   1   1  
2 5 金嶋 4 3 1 1 1   2  
3 3 椎名 3 2     1   1 1
4 6 水巻 3 2     1   1 1
5 9 永原ゆ 3 2 1   1   2  
6 2 3 3   1     1 1
7 7 勝井 2 2 1 2     1 1
  7 西田 1 1   2     1  
8 1 中越 1 1     1     1
  代打 原田 1 1 1          
  1 川岸                
9 4 長久 3 3 1       1 1
  控え 永原                
  控え                
  控え 中澤                
  控え 小幡                
  控え 横山                
                     
                     
                     

今日のヒット

砂河 2
■1回:
内野安打

金嶋 19
■1回:
内野安打(打点1)
勝井21
■1回:
内野安打(打点2)
永原ゆ 17
■3回:
二塁打(右中間)
   
長久 24
■4回:
内野安打

原田 4
■4回:
センター前ヒット

   

今日のベストプレイショット

笑顔がきわたつ午前様ベンチ

決勝戦:対もつ鍋万歳AW
午前様名物スタンディングオベーション炸裂

ノックを受ける中澤選手

ノックを受ける橘ヘッド

先発金嶋投手

準決勝ののち、30分ほど時間をおいて決勝戦が行われました。 相手は、新たに砺波最強チームとなったもつ鍋万歳AW。 くしくも、今シーズン公式戦4度目の対戦で、過去3試合は全てコールド負けと午前様にしてみれば、天敵のチームです。

試合前には、ベテラン中澤選手、橘ヘッドがノックを受けるなどベテランも準備を済ませ強敵相手に気合が入ります。

先発は、今シーズンエースに指名された金嶋投手。 しかし、先の準決勝で打撃面で活躍した分、スタミナを消耗しており万全な状態ではありませんでしたが、気合でマウンドに立ちます。

守る初回の表。 もつ鍋先頭打者が四球を選び出塁しします。 2番打者に代わり、放った打球はサード頭上へフライが上がります。


サードフライをキャッチ 原田選手

最近の試合では、スタメン全員が20代ということもあり、なかなかベテランがスタメンに入ることが少なくなってきているのですが、 三遊間の野手が手薄であった今日は、名サードのベテラン原田選手にサードが託されました。

原田選手はサードフライを、ファールゾーンに入りしっかりキャッチします。

すると、午前様ベテラン勢が占めるベンチから、惜しみない拍手が沸き起こります。

ベンチから惜しみない拍手。


フライに飛びつく金嶋投手

さわやかな川岸選手

難しいレフトフライをスーパーキャッチ
勝井選手

2番手椎名投手

試合は、一死2、3塁とピンチでもつ鍋4番打者を迎えます。 もつ鍋4番霧島選手は、金嶋投手の一投をレフト前に弾き、2失点喫してしまいます。

先制され、何とか点を返したい初回裏の攻撃。 一死から2番林選手がセンター前に運び出塁しますが、得点には結びつきません。

守る2回表。 この回も、もつ鍋打線が襲い掛かります。 出塁後、細かくつなぎ、長打で得点するもつ鍋の攻撃パターに翻弄され、3失点を喫し、0-5とリードを許してしまいます。

攻める2回裏。 この回先頭の永原ゆ選手が内野安打で出塁しますが、後続が続かず無得点に終わります。

守る3回表。 永原監督が金嶋投手に、「いけるか?」(スタミナは大丈夫か?)と問いかけ、金嶋投手は「まだまだ大丈夫です。投げさせてください!」と力強く答え、この回から金嶋投手の本来のピッチングに戻り この回、もつ鍋打線を三者凡退に打ち取ります。

攻める3回裏。 この試合もつ鍋は、準決勝で投手を一人使っており、また地区の行事等で人数がぎりぎりと交代要員も少なく、人数では午前様に分がありますが、 それでも強いのは、守備に隙がなく、相手チームに連打をさせないところにあります。
この回も、林選手が安打で出塁しますが、後続を手堅く打ち取られます。

守る4回表。 この回も、金嶋投手がピシャリと3人で抑え、失点はしたものの、今までは横綱野球でコールドされていましたが、土俵際で何とか踏みとどまることに成功します。

攻める4回裏。 二死から金嶋投手がしぶとく内野安打で出塁しますが、無得点に終わります。

守る5回表。 永原監督は、初期の予定通り継投で温存していた椎名投手にスイッチします。 椎名投手は昨年後半あたりから、軟式の球に馴染みはじめ、本来のスペックの高さを発揮し始め、今シーズンはエース金嶋投手と並ぶ2勝を既にマークしています。


ファーストフライをキャッチ原田選手

この回から、金嶋選手が3塁に入り、原田選手はファーストに入ります。
原田選手曰く、午前様の三遊間は投手もできる選手が入ることが多く、ファーストへの送球がかなり重いとのことですが、その送球をしっかり捕球します。

椎名投手の初球を、もつ鍋打者はファーストへフライを打ち上げます。
午前様には、野手が変わったところへ打球が飛ぶジンクスがありますが、今回も変わったばかりの原田選手のところへ打球が飛びます。

原田選手は、がっちり捕球し、1アウト取ります。

すると、再びベテランが集うベンチから、惜しみないスタンディングオベーションが原田選手にささげられます。

スタンディングオベーションであふれる午前様ベンチ


セカンドフライキャッチ川岸選手

一死となり、続くもつ鍋打者の放った打球は、今度はセカンドへのフライとなります。

セカンドを守るのは、川岸選手。 太陽スポーツに努める川岸選手は、以前から、道具関係の発注等でお世話になっており、今シーズンから午前様のメンバーとして活躍する選手です。

川岸選手は、セカンドに上がったフライを、丁寧に捕球します。

すると、午前様ベンチのベテラン勢から、三度スタンディングオベーションが沸き起こります。

法則性は不明ですが、スタンディングオベーションで湧き上がるベンチ


虎の子の1点GET 勝井選手

名手砂河選手のスーパーキャッチ

椎名投手は、後続も三振に打ち取り、結果三者凡退でもつ鍋打線を打ち取ります。

攻める5回裏。 この回から、もつ鍋投手が変わります。 午前様としては、そろそろ1点でも返しておきたいところです。

一死から、勝井選手がセンター前に打球を運び、出塁すると、続く砂河選手も安打で続き、この試合初めての連打でチャンスメイクに成功します。
続く打者は、絵になる強肩キャッチャー林選手。 放った打球はキャッチャーゴロとなりサードへ送球しますが、エラーを呼び込み、その間に一人ホームインし、まず1点返します。

6回は両チームとも得点が無く、守る最終回表。 椎名投手は、この回も手堅く抑え、3回パーフェクトリリーフに成功します。

攻める最終回裏。 1-5と点差4点。 この試合、コールドは阻止したものの、厳しい状態です。

この回先頭の勝井選手は、しぶとく粘り、内野安打で出塁します。
しかし、大詰めに来てもつ鍋守備陣にも一層隙が無くなり、抑え込まれ、二死2塁となります。 迎える打者は、好リリーフの椎名投手。
放った打球はセンター方向への痛烈な打球でしたが、ピッチャーが見事に捕球し、ゲームセットとなりました。

点差はありましたが、今シーズン初めてもつ鍋から得点し、コールドを阻止した試合となりました。

■試合情報
日付

2014年8月31日(日)

球場 チューリップスタジアム
大会名 クラブ対抗
対戦相手 もつ鍋酒場万歳AW
TEAM 1 2 3 4 5 6 7 8 9
もつ鍋酒場万歳AW 2 3 0 0 0 0 0     5
午前様クラブ 0 0 0 0 1 0 0     1

投 手 金嶋 - 椎名

捕 手 林

打順 位置 選手 打席数 打数 安打 打点 四死球 犠打 盗塁 三振
1 8 砂河 4 4 1          
2 2 4 4 2 1        
3 3→1 椎名 4 4           2
4 6 水巻 3 3            
5 9 永原ゆ 3 3 1         1
6 1→5 金嶋 3 2 1   1      
7 4 川岸 2 2            
  代打 山本 1 1            
  4 長久                
8 3 原田 2 2           2
  7 西田 1 1            
9 7→3 勝井 3 3 2          
  控え 永原                
  控え                
  控え 中澤                
  控え 小幡                
  控え 横山                
  控え 中越                
                     

今日のヒット

林 9
■1回:
レフト前ヒット
■3回:
内野安打

永原ゆ 17
■2回:
内野安打
金嶋 19
■4回:
内野安打
勝井 21
■5回:
センター前ヒット
■7回:
内野安打
     

砂河 2
■5回:
センター前ヒット

     

今日のベストプレイショット

もつ鍋監督と何やら談笑 原田選手

中部日本大会出場の映像

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