岐阜で堂々たる試合を展開した午前様ナイン
![]() ピッチャー 金嶋投手 |
![]() キャッチャー 中井選手 |
![]() ファースト 川岸選手 |
![]() セカンド 長森選手 |
![]() サード 江川選手 |
![]() ショート 水巻選手 |
![]() レフト 勝井選手 |
![]() センター 砂河選手 |
![]() ライト 永原ゆ選手 |
![]() EDH 山本選手 |
![]() EDH 河原選手 |
脇を固める午前様ベンチ陣
恒例の記念写真
まだ薄暗いなか、会場へ向かっての移動です
5月最後の土曜日、中部日本岐阜大会出場のため、午前様ナインは会場である長良川球場目指して移動します。
まだ薄暗い中でしたが、各自安全運転で会場へ向かいます。
開会式前に談笑する午前様ナイン
開会式がはじまると、午前様ナインは富山県の代表として入場行進をします。
入場行進する午前様ナイン
各県の代表が揃っての開会式です。
選手宣誓。午前様の旗手は勝井選手。
対戦相手の監督さんとあいさつを交わす永原監督
試合前にバットを磨く河原選手
開会式が終わると、試合会場である長良川ファミリーパーク球場へ移動します。 午前様は第3試合のため、第1試合、第2試合を見、対戦相手の試合を視察しました。
試合が近づくと、午前様ナインは少し緊張した面持ちでグランド脇に集合します。
2盗塁を決めた砂河選手
選手に声をかける橘ヘッド
3塁ボックスから声を出す 横山選手
緊張していた面持ちも気が付くといつもの午前様ナインに
水巻選手のダイビングキャッチ
バッテリーの呼吸は抜群でした
審判から整列のコールがかかると、午前様ナインは元気よく整列し挨拶をします。
本日の相手は、岐阜代表のサンライズ。 平均年齢がやや高いですが、次の塁を狙う姿勢が強く、ここ一番での集中力で相手チームを粉砕する、岐阜県ベスト4の強豪チームです。
午前様クラブは、今回で4度目の出場ですがまだ1勝できておらず、初勝利目指して円陣を組み声を上げます。
先発は満を持しての金嶋投手。 今シーズンは柱の投手として活躍中です。
今回は、今の午前様が県外でどこまで通用するかを図る意味でも注目の対戦です。
守る初回表。
金嶋投手は、サンライズ打線をいきなり三者凡退に打ち取り、上々の立ち上がりを見せます。
かなり緊張していた様子でしたが、堂々のピッチングを見せます。
攻める初回裏。
トップバッター砂河選手は、四球を選び出塁します。
ここで永原監督は、機動力を図るために盗塁のサインを出します。
砂河選手は、期待に応え盗塁を決め、午前様の機動力が通用することを証明します。
しかし、相手も岐阜の代表チーム。 後続を打ち取られ、この回は無得点に終わります。
守る2回表。 時間は午後1時半頃で、既に気温30度を超える真夏日。 熱波が午前様に試練をあたえます。
サンライズ先頭打者を三振に打ち取り1アウトを取ります。
金嶋投手はコーナーをつく丁寧なピッチングでしたが、猛暑と初めての球場マウンドの感触がつかめきっておらず、ほんの少しボールがずれ2四球を与えてしまいます。
サンライズ打線は、ここを勝負どころと踏み、打者一巡の攻撃で痛恨の5失点を食らってしまいます。
守る2回裏。 二死から、金嶋選手が右中間への二塁打で出塁しますが、得点には至らず。
序盤2回を終わって、5-0と大きく水をあけられてしまいます。
しかしこの大量失点が、午前様ナインに開き直りをもたらし、こわばっていた表情がいつしか、いつもの午前様ナインの表情に戻っていました。
守る3回表。 いつもの調子に戻った金嶋投手は、先ほどの瞬く間にサンライズ打線を三者凡退に打ち取ります。
攻める3回裏。
一死から砂河選手が技ありのセンター前ヒットで出塁すると、すかさず盗塁を決めます。
次の打者が打ち取られ、二死2塁から迎える打者はものすごい勢いで安打を重ねる江川選手。
カウント1-3から5球目をレフト前に運び二死1、3塁とつなぎます。
迎えるバッターは午前様一の頭脳を持つ4番中井選手。
力の限り振りぬいた打球は、レフト頭上を越えあわやスタンドインかと思われましたが、ワンバウンドでスタンドに入りエンタイトルツーベースとなり、何としてもほしかった反撃の1点を採ります。
守る4回二死満塁のピンチを招きますが、緊張のほぐれた午前様ナインは動じることなく次の打者をサードゴロに仕留め、無失点でピンチを切り抜けます。
攻める4回裏は、二死から金嶋選手が安打で出塁しますが、得点には至らず。
5回の攻防は両チームとも三者凡退に終わり、守る6回表。 猛暑の中ここまで一人で投げ抜いてきた金嶋投手。 さすがにやや疲れが見え始めたところを狙われます。
二死1、2塁から死球を与えてしまい二死満塁のピンチを迎えます。 サンライズ側からすれば、余裕の点差がありますが、2回以降チャンスに得点できないなど、何としてもとどめを刺したいと思う場面です。
相手はサンライズ5番。
二死満塁から金嶋投手の投げた一投をセカンドへ強めの当たりでしたが、長森選手が冷静にさばきセカンドに送球アウトにし、ピンチをしのぎ切ります。
最終回に口火を切る2塁打江川選手
ミスター同点打水巻選手意地の3塁打
攻める6回裏の攻撃。 時間的には最終回となる可能性が強く、永原監督からは「後がないと思って攻める!」と激が飛びます。
この回先頭は3番江川選手。 先日のビアーズ戦、米原線でも、ここ一番での活躍を見せており、今日も右中間を射抜く二塁打で反撃の口火を切ります。
続く打者は4番中井選手。 放った打球はサードゴロでしたが、エラーを誘い込み、無死1、3塁と運も午前様に味方します。
そして迎える打者は、現在の午前様で最も頼りになる打者、水巻選手。
放った打球は左中間を深く抜く三塁打となり、2点返し、2点差に詰め寄ります。
ノーアウト3塁で迎える打者は永原ゆ選手。
一発出れば同点の場面。
気合の入る永原ゆ選手でしたが、死球をもらってしまいます。
すかさず盗塁を決め、無死2、3塁。
一打同点。
まだノーアウト。
午前様ベンチのボルテージは最高潮に達します。
迎える打者はEDH河原選手。
永原監督から、自信が無ければ変えても良いぞとの言葉に、「自分に打たせてください」と志願しての打席です。
気合の入った打席でしたが、サンライズも全力で午前様にぶつかります。
結果は三振でしたが、全力同士の対戦でした。
一死2、3塁から迎える打者は本日2安打の金嶋選手。
おそらく握力もほとんどなくなっていたと思われる中、渾身の打撃はショート前に難しい打球が転がり、3塁ランナーがスタートを切りますが、ホームに送球されクロスプレーでアウトとなります。
出塁した金嶋選手は、すかさず盗塁を決め、二死2、3塁。 大詰めです。
迎えるバッターは、新メンバーの川岸選手。
かなり緊張した場面だったとのことですが、粘りに粘って四球をもぎ取ります。
二死満塁。
迎えるバッターは、勝井選手。
勝井選手は集中して打席に入ります。
放った打球は、三塁線ファールエリアを転がります。
勝井選手は一心不乱に一塁へ走り、全力のヘッドスライディングで一塁に突っ込みます。
ボールの転がり方からフェアゾーンに入るかと思われましたが、入らず審判からファールのコールがされます。
仕切り直しとなり再び勝井選手が打席に立ちます。
今日一番の大詰め。
午前様ベンチ全員大きな声を出します。
結果は三振。
しかし、全力で振りぬいた三振でした。
6回を終わり、時間切れによる終了となり、敗退となりましたが、 最後の最後まであきらめることなく、あわや同点・逆転まで追い詰めた午前様ナインは、立派に県外でも通用することを証明しました。
最後の最後まで息をのむ試合展開でした。
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金嶋 19 |
砂河 2 ■3回: センター前ヒット |
江川7 ■3回: レフト前ヒット ■6回: 二塁打(右中間) |
中井 22 ■2回: 二塁打(右中間) |
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水巻 18 ■6回 三塁打(左中間)(打点2) |
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中部日本大会出場の映像
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2014年5月31日(日)
※大会規定時間により6回で終了
投 手 金嶋
捕 手 中井
3塁打 水巻(打点2)
2塁打 中井(打点1)、江川