北日本新聞朝間野球県大会の結果

7/28(対 日医工)

砺波午前様クラブ、朝間野球県大会に出場する!

開会式に整列する午前様ナイン

富山工業高校が甲子園出場を決め、ロンドンオリンピックが開幕した真夏の暑い日、北日本新聞朝間野球 県大会が行われました。 午前様クラブは、結成30年にして初の出場です。

開会式前に球場裏で待機します。
球場での入場行進は、2010年の中部日本大会、新潟エコスタジアム以来です。
どことなく、午前様ナインの緊張感がうかがえます。


旗手を務めるのは、金嶋選手。午前様ナインが入口で待機します。

プラカードを持つのは、江川選手。午前様ナインは元気よく行進します。

緊張もある中、初出場の午前様ナインは、富山県の強豪チームに並んでの開会式となりました。


開会式の後、サブグランドに移動し、試合の準備をします。
第1試合の午前様は、各自ウォーミングアップを行い、試合に臨みます。

午前様の相手は、滑川代表の日医工。
胸を借りるつもりで挑みます。


■1回表の守り

後攻めの午前様クラブは、守備からスタートです。
この大舞台に永原監督が指名した投手は、エース水巻投手。
山本捕手とマウンドで気合を入れます。

水巻投手の立ち上がりは、少し緊張したのか、死球を与えてしまい、無死1塁となります。


日医工は、すかさず盗塁を仕掛け、機動力で攻めてきます。


バント処理をする、金嶋選手、長森選手

日医工次の打者はセーフティーバントを仕掛け、キャッチャーの手前に転がりますが、俊足で駆け抜けられ、無死1、3塁といきなりピンチを迎えます。
すかさず盗塁を決められ無死2、3塁で日医工3番打者を迎えます。
放たれた打球は右中間に安打され、1点献上してしまいます。


ライトから返球する西田選手

すかさず盗塁を決められ無死2、3塁のピンチが続き迎えるバッターは、日医工4番打者。 ベンチから「まず1アウトを取ろう」と声がかかり、落ち着いた水巻投手が三振に打ち取り、1アウト。 そのとき、スクイズのサインが出ていたのか、3塁ランナーが飛び出しており、はさんでアウトを取り、2アウトをとります。

そして対するバッターは日医工5番打者。放った打球はレフト深くに突き刺さり、1失点。 さらに打った打者もホームを狙いますが、西田選手、砂河選手の連携返球でホームで刺し、2失点で踏みとどまります。


■1回裏の攻撃

いきなりビハインドで迎えた攻撃ですが、午前様ナインは円陣を組んで、声を出して臨みます。


先頭砂河選手は、バッターボックスで精神統一すると、日医工投手の初球をレフト前に運び、出塁します。

一死の状態から、砂河選手は盗塁を決め、悪送球でショートが後逸する間に、3塁を陥れます。

県大会午前様初打点 長久選手


ホームに突っ込む砂河選手

迎えるバッターは、3番長久選手。
放った打球は少し浅めのライトフライでしたが、砂河選手の高速タッチアップで難なく1点を返します。


■2回表の守り

立ち上がりを攻められた水巻投手ですが、2回はキレのある投球で日医工打線を3者凡退に打ち取ります。


ショートゴロをさばく江川選手(左) 送球を受ける長久選手(右)

ハイタッチする金嶋選手、江川選手


■2回裏の攻撃

安打で出塁 山本選手

きっちり送る江川選手

攻める2回の表は、先頭山本選手が安打で出塁し、江川選手がきっちり送り、一死2塁とチャンスメイクに成功します。
しかし、続く長森選手の打球が運悪くショートに飛び、山本選手がはさまれ、その間に長森選手が2塁を狙いますが、それも刺され、結果ダブルプレーを食らってしまいます。


■3回表の守り

きわどいクロスプレー 江川選手

守る3回表は、先頭打者にセーフティーバントで出塁を許してしまいます。


しかし、続く2者を打ち取り、二死2塁となります。

戦況を見守るベンチの様子

ところが、次の打者を四球で出塁させてしまうと、次の日医工4番打者に左中間深くにボールを運ばれ、痛恨の本塁打を許してしまい、3失点を喫してしまいます。


■3回裏の攻撃

攻める3回裏は、2者が打ち取られると、先頭砂河選手に回り、足への死球で出塁します。
続く金嶋選手の打球は、レフト方向に長打性の当たりが飛びますが、レフトに捕球され、チェンジとなります。


■4回表の守り

守る4回表、かなり気温が上がる中、四球でランナーを抱えるも、水巻投手が踏ん張り、この回を抑えます。

レフトフライをさばく永原ゆ選手


■4回裏の攻撃

安打で出塁 永原ゆ選手

選球眼で出塁 江川選手

攻める4回裏は、一死から永原ゆ選手が安打で出塁し、次の打者が倒れ、二死1塁から、江川選手が四球を選び二死1、2塁とチャンスメイクに成功しますが、後続を打ち取られ、得点に至りません。


■守る5回表

サードゴロをさばく金嶋選手

かなりの猛暑の中のリード 山本捕手

守る5回、気温も相当暑く、グランド内の午前様ナインは、暑さとも戦う中、長久選手の気合の捕球もあり、3者凡退に打ち取ります。


ファーストへの強襲打を見事にさばく長久選手。


踏ん張る水巻投手/ボールをさばく長森選手


■6回表の守り(最終回)

信じて見つめる午前様ベンチ

大会規定により、最終回となった6回表の守り。 先頭打者を三振に打ち取り、次の打者を長久選手のスーパーキャッチで2アウトをとります。



しかし、日医工の打線は緩めることなく攻めの姿勢を続け、1失点喫してしまいます。

ただ、苦しい時こそ声をだす午前様の姿勢は、午前様ナイン、ベンチに深く心に響きます。

最後は、水巻投手が渾身の投球で、三振に打ち取ります。


■6回裏の攻撃(最終回)

まさに熱投した水巻投手に午前様の最終回の攻撃。
ベンチ前で円陣を組み、最後まであきらめない姿勢を示します。


しかし、午前様の粘りは日医工には通じず、無念の敗退となりました。

午前様にとっては、苦い初出場でしたが、チームの糧となる試合でした。
かなりの猛暑の中、立派に戦った午前様ナインでした。

■試合情報
日付 2012年7月28日(日)
球場 県営野球場 五福グラウンドBコート
大会名 北日本新聞朝間野球県大会
対戦相手 日医工(滑川代表)
TEAM 1 2 3 4 5 6 7 8 9
日医工      
午前様クラブ      

投 手 水巻

捕 手 山本

打順 位置 選手 打席数 打数 安打 打点 四死球 犠打 盗塁 三振
1 砂河 3 2 1   1   1  
2 金嶋 3 3           1
3 長久 3 2   1   1   1
4 7 永原ゆ 3 3 1          
5 2 山本 2 2 1          
6 江川 2 0     1 1    
7 4 長森 2 2            
8 水巻 2 2            
9 9 西田 2 2           1
  控え 永原                
  控え 中澤                
  控え 吉水                
  控え 吉川                
  控え 横山                
  控え 中越                
  控え 原田                
  控え 小幡                

今日のヒット

砂河 2
■1回:
レフト前ヒット

山本 10
■2回:
レフト前ヒット

永原ゆ 9
■4回:
内野安打

中部日本大会出場の映像

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