県大会で主砲さく裂 永原ゆ選手
6月になり初夏を思わせるような晴天の中、高松宮杯県大会が行われました。 午前様としては初の高松宮杯県大会です。砺波市代表として意気込んでの出場です。
先発は、クレバーな無敗投手、長森投手。捕手に長久捕手と黄金バッテリーで挑みます。 守る初回表は、打たせて取るピッチングで三者凡退に打ち取ります。 攻める初回裏から、午前様らしい攻めが始まります。 2番、江川選手が降り逃げで出塁すると、3番長久選手の当たりは、サードのエラーを誘い、一死一塁、三塁と絶好のチャンスを迎えます。 ネクストは4番永原ゆ選手。県大会で臆することなく放った打球は左中間を超え先制の2打点をもぎ取り、主導権を握ります。
本日2安打2打点 山本選手
しかし、相手は前年度優勝チームを排出した滑川市。一筋縄ではいきません。 守る2回表、好投手長森投手を攻めこみ4安打で同点に追いつかれます。
2回裏、3回表と双方無得点に終わり、攻める3回裏に、午前様打線が爆発します。 先頭江川選手が四球で出塁すると、3番長久選手のセンター前に抜けるクリーンヒットで1点とり、再びリードします。 4番永原ゆ選手の当たりはライトフライでしたが、エラーを呼び込み無死一、三塁のチャンスを作ります。 続くバッターは、昨年の打点王、山本選手。打撃の見せ所です。 山本選手の当たりは、右中間に深く突き刺さり、走者一掃圧巻の三塁打で追加点をもぎ取ります。 結局この回はヒット3本で4得点挙げ、大きく突き放します。
先発 長森投手
しかし、得点を挙げたら追いついてくるのが、滑川代表リフィー。 長森投手を攻め、1失点したところで、午前様ベンチは江川投手にスイッチします。 交代した江川投手は、最初のバッターを内野ゴロに仕留めますが、その間にホームインされます。 しかし、後続を冷静に抑え、2失点で切り抜けます。
5回以降は投手戦となり、両チームとも0点が並びます。 そして規定により最終回となった8回表。 点差は2点。午前様としては、県大会初勝利がかかった大事な場面です。
2番手 江川投手
先頭打者の出塁をエラーで許してしまいますが、続くバッタをショートフライに仕留め1アウトを取ります。 しかし、ランナーに盗塁を決められ、一死二塁となります。 相手チームトップに戻り、ファーストゴロに仕留めますが、その間に三塁へ進塁され、二死三塁と大詰めを迎えます。 2点差あるとはいえ、1点をもあげたくない場面です。 この場面で痛恨のワイルドピッチでランナーがホームインし、1点差まで追い上げられます。 しかし、ランナーがいなくなり落ち着いた江川投手の放った渾身の投球は、ファーストフライトなり、見事勝利を収めたのでした。
勝利に沸く午前様ナイン
午前様は砺波市代表として、勝ち星を挙げたのでした。
撮影:レッドスターズ 荒木部長
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永原ゆ 9 ■1回: 二塁打 (レフトオーバー) (打点2) ■5回: レフト前ヒット |
長久 22 |
山本 10 |
中越 11 ■3回: レフト前ヒット |
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背番号8、9の談笑 |
![]() ベンチから整列に向かう午前様ナイン |
![]() ベンチの様子 |
![]() 県大会で1打点 |
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臆することなく豪快なスイング |
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100安打まであと一歩 |
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ベンチから見つめる |
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じっくり采配を行う |
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ベンチから戦況を見る |
![]() 本日の監督賞 |
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中部日本大会出場の映像
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投 手 長森 - 江川
捕 手 長久
三塁打 山本
ニ塁打 永原ゆ
★監督賞