強豪ハリカヤンキースを1安打1失点に抑えた
金嶋投手
GW初日の祝日、時折雲の中からお日様が光をさすうららかな日、高松宮杯2回戦が行われました。 相手は、元1部の強豪ハリカヤンキース。不戦勝以外で勝ったことのない強豪チームです。 これまで一番惜しかったのは、2006年の8対9、2007年の6対7と1点差負けがありましたが、2008年、2009年と大差で負けており、 午前様から見てかなり格上のチームです。
対する午前様は、人数不足が懸念される中、午前様魂で都合をつけて参戦したスターティングメンバー平均年齢28.6歳の攻撃型オーダーで挑みます。 先発は、中4日の金嶋投手。前回の屈辱をバネにしての先発です。
勝利のグラブタッチ 金嶋投手、長久捕手
今回の試合は、初回から神がかっていました。 攻める初回表は、先頭河原選手が四球で出塁し、続く吉川選手も死球で出塁し、ノーアウト一塁、二塁のチャンスで、本日3番、金嶋投手の打席は、ベンチのサインで送りバントを決めたところ、1塁ががら空きで内野安打。 その間にランナーがホームインし、ラッキーな先取点を取ります。 すかさず、金嶋投手が盗塁を行った隙をついて、三塁ランナーの吉川選手がホームスチールを決め、2点目をもぎ取ります。 続く4番永原ゆ選手のあたりは、4番の一振りのごとく、左中間を突き破り、3点目を追加。 5番長久選手のあたりは、サードのエラーを誘い出塁。 6番山本選手のあたりは、ファーストゴロでしたが、その間にランナーがホームインし、4点目をもぎ取ります。 初回、怒涛の攻撃で、ハリカヤンキースから4得点あげ、主導権を握ります。
同級生の好投に打撃で援護 永原ゆ選手
しかし圧巻だったのはここからで、先発金嶋投手は、強打を誇るハリカヤンキース打線に恐れることなく立ち向かい、初回3者凡退に打ち取ります。 2回は両チームとも得点なく攻める3回の表、先頭金嶋投手が四球で出塁すると、4番永原ゆ選手が、今度はセンターを超える二塁打でまたもや1点追加します。 5番、6番と四球で出塁し、今シーズン初打席山崎選手のあたりは、右中間に突き刺さる技ありの安打でさらに追加点をもぎ取ります。
守る3回の裏も3者凡退に抑えて、攻める4回表は、先頭河原選手の意外性がさく裂し、センターを超える2塁打でチャンスメイクすると、続く吉川選手のライト前ヒット&盗塁で無死二塁三塁と絶好のチャンスを迎えます。 迎える打席は、本日投打に活躍の金嶋投手。難しい球をセンター前に運び2者ホームインし、さらに2点追加します。
守る4回の裏、ここまでノーヒットピッチングの金嶋投手でしたが、ハリカの意地が出ます。 先頭打者を四球で出塁を許してしまいますが、二死二塁となり、両チーム譲らずの状況で痛恨の安打を浴びてしまい、1失点を喫してしまいます。 しかし、すぐに気持ちを切り替え次の打者を三振に打ち取り、1失点で切り抜けます。
守る5回裏、点差は7点のため守りきればコールド勝ちです。 午前様ベンチ内では、「必ずこの回で終わらせる」と永原監督の激が飛び、引き締まったムードでナインが守備につきます。 金嶋投手も、大量リード時の怖さをよく知っているため、おごることなく、渾身の投球を見せます。 2者を簡単にアウトに仕留めますが、次の打者を四球で出塁を許してしまいます。 次の打者に粘られますが、最後は三振で打ち取り、見事ハリカヤンキースから勝ち星を挙げ、高松宮杯決勝へとコマを進めました。
午前様の歴史に残るスコアボード
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金嶋 19 ■1回: 内野安打(バントヒット) ■4回: センター前ヒット |
永原ゆ 9 |
河原 15 ■2回: 内野安打 ■4回: 二塁打(センターオーバー) |
山崎 26 |
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吉川 18 ■4回: ライト前ヒット |
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無安打ながら1打点
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サインプレー指示 |
![]() 本日勝利のカギとなったサインプレー |
![]() 強いあたりをさばく |
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サードで華麗にボールをさばく |
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好判断のホームイン |
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チェンジの間の様子 |
![]() ベンチから戦況を見つめる |
![]() 100安打目指してあきらめず走る |
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![]() 2アウトになり、周りの選手が「2アウト」と声を掛け合っているときのK原くん |
![]() 二塁打を放ち懇親のガッツポーズ。 |
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中部日本大会出場の映像
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※5回コールド
投 手 金嶋
捕 手 長久
ニ塁打 永原ゆ、河原
★監督賞