9回10K完封。柔の高速球投手。金嶋投手
肌寒さを感じるようになってきた10月後半の日曜日。方々では小学校の学習発表会が盛んに行われていますが、ここ向山グラウンドではGリーグ後期トーナメントの熱戦が繰り広げられました。
相手は、Gリーグでも随一のバッテリーを誇るゴルゴ30。守り勝つ野球の午前様にとって、如何に打ち崩すかが勝負の鍵となります。
先発は、午前様トップの防御率を誇る、柔の高速球を操る金嶋投手でゴルゴ30バッテリーに挑みます。
守る初回表は、ゴルゴ先頭打者に四球を与えてしまいますが、後続3人をきっちり討ち取り、上々の立ち上がりを見せます。
攻める1回裏は、好調原田選手がセンター前ヒットで出塁しますが、要所を押さえられ無得点に終わります。
守る2回表、内野安打の出塁を許してしまいますが、金嶋投手圧巻の3三振で難なく切り抜けます。
しかし、攻める2回裏は、ゴルゴ30バッテリーに手も足も出ず三者凡退におわります。
このあたりから投手戦の装いを見せ始め、ゴルゴバッテリーに7回まで2塁すら陥れることが出来ませんでしたが、午前様 金嶋投手も7回までゴルゴ打線を相手に2塁を踏ませないピッチングを見せ、最終回を過ぎて0対0と両チーム一歩も引かない展開となりました。
Gリーグ後期トーナメントの試合のため、時間が来るまで延長戦となります。
延長8回は両チームとも簡単に抑えられ、守る9回表を迎えます。
時間的にこの回が最終延長であり、抑えれば午前様の勝利をぐっと引き寄せることができ、金嶋投手の最大の踏ん張りどころとなります。
ゴルゴ先頭打者を三振にするものの、振り逃げで出塁されます。続く打者は外野フライに仕留めますが、次の打者に手痛い安打を浴び、一死1塁2塁とこの試合はじめてのピンチを迎えます。
続く打者は、ファーストゴロでしたが、進塁されてしまい二死2塁3塁と、この試合の正念場を迎えます。
9回を一人で投げている金嶋投手の体力も心配されるところですが、そんなことを微塵も感じさせない投球でゴルゴ最後の打者をサードゴロに打ち取り、ゴルゴ打線を9回無失点で抑えます。
そして攻める9回裏を迎えます。
決勝ジャンケン勝利。西田選手
いやおうにもサヨナラ勝ちの期待がかかりますが、ゴルゴバッテリーの落ち着いた投球に翻弄され、三者凡退に討ち取られてしまいます。
そして、9回を終わってたった二人の投手が試合を完封すると言うGリーグまれに見る投手戦の決着はジャンケンによる勝負となります。
しかし午前様はジャンケンの勝率がかなり低く、一抹の不安がよぎります。
ところが、先陣金嶋投手がジャンケンで勝つと、後続も続き、午前様が4勝2敗までいき、あと一人で勝利の場面で、西田選手の華麗なるパーで勝利をもぎ取り、Gリーグ後期トーナメント準決勝へ駒を進めました。
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原田 4 |
砂河 2 |
小幡 4 |
![]() 助人打撃職人 |
![]() 難しい打球を難なく処理 |
![]() どんな送球も華麗にさばく |
![]() 本日はセカンドへコンバート |
![]() 長打コースの打球を間一髪処理 |
![]() 午前様三遊間を守る |
![]() 前日はドラゴンズを胴上げを観戦。 |
![]() ジャンケンに勝ってガッツポーズ |
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中部日本大会出場の映像
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※Gリーグ規定によりジャンケンで決着
投 手 金嶋
捕 手 山本