公式戦をすべて消化し、残るはGリーグのみとなりました。
コロナ禍ということもあり、Gリーグの試合数は半分になりましたが、開催されることになりました。
毎年のことですが、この時期は成績争終盤で、各選手のMVPに向けた争いが激化する季節でもあります。
対戦相手はサンエツ金属。
今シーズン初対戦です。
Gリーグはどちらかといえばベテラン勢が頑張るシリーズでもあり、上位打線には平均年齢の高いベテラン勢が名を連ねます。
先発は812日ぶりの先発江川投手。
ちなみに前回は2018年7月22日クラブ対抗でのブルーオーガ戦に登板しました。
立ち上がり、連打で1点失ってしまいましたが、投手感が戻ってからは快投に変わりました。
一死2、3塁のピンチから後続を凡打に打ち取ります。
攻める初回裏。
先頭西田選手が四球で出塁しますが、得点には至りませんでした。
守る2回表。
二死から、四球、安打で1、2塁のピンチとなりますが、しのぎ切ります。
左辺は若手が多いですが、右辺はどちらかといえばベテラン勢が守ります。
攻める2回裏。
この回も得点には至りませんでした。
守る3回表。
サード茨山選手の強肩で2つアウトを取り結果3人で打ち取ります。
攻める3回裏。
二死から茨山選手が二塁打で出塁しますが、得点には至りません。
なかなかサンエツ好投手、山田投手を攻略できません。
守る4回表。
一死3塁のピンチとなりますが、
江川投手の落ち着いた投球と、内野陣の守りで切り抜けます。
攻める4回裏。
一死から永原監督がライト前ヒットで出塁します。
自己の持つ非公式戦を含む最年長安打記録を更新しました。
さらに二死から澤木選手が四球で続きますが、得点には至りません。
なかなか1点が遠い試合展開です。
守る5回表。
この回より茨山投手がリリーフのマウンドに立ちます。
制球の乱れがややあり、四球等でで二死1、3塁となりますが、
後続をきっちり抑えます。
攻める5回裏。
二死から勝井選手が四球を選び出塁します。
つづく茨山選手の打球はサードのエラーを呼び込み、二死1、3塁とチャンスを広げます。
続く打者は、シーズン後半になって打撃好調の林選手。
左中間に打球を飛ばし、二者ホームインし2-1と逆転に成功します。
守る6回表。
一死2、3塁からレフト前に打球を運ばれ、2-2と同点に追いつかれます。
攻める6回裏。
追加点が欲しいところでしたが、得点には至りませんでした。
守る7回表。
Gリーグの規定により守り切れば、少なくとも負けはなくなります。
しかし、安打、四球で無死1、2塁のピンチとなったところで井田投手にスイッチします。
1点も取られてはいけない場面で、後続を内野ゴロに打ち取り火消しに成功します。
攻める最終回裏。
同点のため、1点とればサヨナラです。
本日は控えにまわっていた水巻選手を2アウトで投入する指示が監督より入ります。
この回先頭の江川選手は、執念でレフト前に打球を運び、サヨナラのランナーが出ます。
一死となりますが、ワイルドピッチでランナー3塁となり、サヨナラの場面になります。
ここで迎える打者は茨山選手。
三遊間を抜く打球でを放ち、ランナーがホームインしサヨナラ勝ちとなりました。
茨山選手はこの試合で、打率トップ、打点トップとなり、MVP争いに参戦する形となりました。
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茨山 14 |
永原 30 |
林 9 |
江川 7 |
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中部日本大会出場の映像
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2020年10月11日(日)
投 手 江川 - 茨山 - 井田
捕 手 山本 - 千保(助人)
三塁打 林(5回 打点2)
二塁打 茨山(3回)