9奪三振 吉川選手
Gリーグ後期日程の初戦は、春に勝利しているアジャーズ。しかしながら前日の雨がひどく、グランドコンディションはぬかるんだ中での試合でした。
初回澤木選手四球で塁に出るも、後続が続けず無得点。2回の表の攻撃は、山本選手、中越選手の連打により無死三塁、二塁と絶好のチャンスをつかみますが、後続3三振によりチャンスをつかめず。
しかしながら、今日の午前様の守備は一味違いました。1回の裏から、吉川投手の快刀乱麻が始まります。1回の裏2K三者凡退、2回の裏2K三者凡退、3回の裏は死球を許すも2K4人で凡退。このとき、一打失点のピンチに、相手打者の打球は、レフト前にふらふらポトンと落ちる打球でしたが、横山選手の超ファインプレー、ダイビングキャッチにより失点を阻止しました。
超ファインプレー 横山選手
試合が動いたのは、4回裏。被安打は1ながらも、地盤の悪さによりエラーが続き、悪夢の3失点。しかしながら吉川選手はこの回も2K。5回表先頭打者西田選手ヒットの後すかさず盗塁を決め、1死二塁の状態で、今シーズン安打がなかった永原監督の打球は、三遊間を抜く今シーズン初ヒット。1死一塁、三塁の状態で、今シーズン首位打者争いをしている澤木選手のあたりは惜しくも三塁ゴロでしたが、その間に西田選手決死のヘッドスライディングホームインにより1点を返しました。
しかし反撃もここまで。あと一歩得点が届かず敗戦となってしまいました。ですが、吉川投手はこの試合毎回奪三振の9Kを奪いその存在感を魅せました。
気迫のヘッドスライディング 西田選手
地盤が悪く走塁・守備に厳しい日でした
走塁も必死です
今シーズン平均年齢が一番若い内野守備陣
現在打率トップ、累打2位の吉川選手
首位打者争いを繰り広げる 澤木選手
2007年の首位打者は、ほぼ毎試合安打を放ってきた吉川選手の独走かと思われましたが、澤木選手がここにきて4割をキープし、不足規定打席2をクリアすることで首位打者の可能性が出てきました。現時点では澤木選手がやや有利ですが、吉川選手も首位打者の可能性があり、最終戦は首位打者争いが見逃せない一戦となりそうです。
3-0 | 3-1 | 3-2 | 3-3 | |
吉川 | .324 | .351 | .378 | .405 |
澤木 | .375 | .437 | .562 |
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山本 10 センター前ヒット |
中越 11 |
澤木 23 |
西田 1 |
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永原 30 ■5回: レフト前ヒット |
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中部日本大会出場の映像
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3
投 手 吉川
2塁打 中越