最終打席でメモリアル安打 永原監督
秋晴れの陽気の中、Gリーグ後期トーナメント1回戦が行われました。
相手は、新鋭の強豪ディアボルス。前回の対戦では、変則オーダー同士の対戦で引き分けていますが、今日はガチンコで対戦です。
またメモリアル安打2400本まであと4本と、こちらの方にも期待がかかる試合です。
先発は、長期出張から戻ってきた水巻投手。夏の北日本新聞朝間野球県大会以来の登板です。
しかし、守る初回に、ディアボルスの機動力が襲い掛かります。
先頭打者に四球を与えてしまうとすかさず盗塁を決められ無死2塁。
2番打者をセカンドフライに仕留めますが、3番打者の当たりはピッチャーゴロでしたが、打球に回転がかかっており捕球に失敗し一死2、3塁とピンチを迎えます。
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対する打者は、ディアボルス4番。勝負どころです。
放った打球はライトにフライが上がり、ライト捕球と同時に、タッチアップを決められ、先制点をもぎ取られます。
序盤は苦しいながらも、後半に調子上向き 水巻投手
なおもピンチが続き、ディアボルス5番打者は四球で出塁すると、6番、7番に連続安打をゆるし、この回痛恨の3失点を喫してしまいます。
攻める初回裏は、ディアボルス平木投手の剛速球に対し、午前様の1、2番は食らいつきますが内野ゴロとなります。
突破口を開いたのは、本日3番に入った江川選手。平木投手の球を見極めながら、カットで食らいつき右中間へボールを運びます。
しかし後続が続かず無得点に終わります。
ディアボルスの猛攻は2回にも続きます。
先頭打者に左中間に運ばれると、続く打者に死球を与えてしまい、無死1、2塁。
続く2打者を打ち取りますが、その間にランナーが進塁し二死2、3塁。
対する打者は3番。放った打球は内野ゴロでしたが、強烈な回転がかかっており、捕球と同時に球をはじき出塁し、その間に2塁、3塁ランナーがホームインします。
続く4番打者にも内野安打を打たれ、パスボール等で再び二死2、3塁。ピンチが続きます。
さらにディアボルス5番打者の放った打球は深めのサードゴロでしたが、悪送球となりこの間に、2塁3塁ランナーがホームインしこの回痛恨の4失点を喫してしまいます。
攻める2回裏は、ディアボルス平木投手を攻略できず、2死から河原選手が意外性の一打で出塁しますが得点に至りません。
メモリアル安打まであと2安打となります。
守る3回表。
立ち上がりに猛攻されましたが、ここから水巻投手が本調子に戻ります。
先頭打者をサードゴロに仕留めると、ポンポンとショートフライ、三振に打ち取り、3者凡退で打ち取ります。
攻める3回裏。
1死から、砂河選手がうまく合わせてレフト前ヒットを放ちますが、後続が続かず無得点。
メモリアル安打まであと1安打となります。
ここから投手戦となり、4回~7回までは2失点で切り抜けますが、午前様打線はメモリアル安打まであと1打となってから、15打席安打がでません。
そして守る最終回の表。
エラーで出塁を許しますが、水巻投手最後は、相手打者を三振に打ち取り、最後の攻撃に望みを託します。
攻める最終回。メモリアル安打まであと1安打。
先頭2人が打ち取られ、二死ランナー無し。
正直逆転するのは限りなく難しい状況ですが、せめてメモリアル安打だけは達成したいところです。
続く打者は、ベテラン澤木選手。放った打球はショートゴロでしたが、悪送球を呼び込み出塁。
そして迎える打者は永原監督。今シーズンは公式試合では無安打ながら、ナゴヤドームでの打線爆発、並びに先日の最年長完封勝利など、午前様30周年に花を添える活躍を見せております。
放った打球は、右中間に落ちる安打で見事通算2400安打を達成しました。
試合は惨敗でしたが、記憶と記録に残る試合となりました。
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江川 27 |
河原 15 |
砂河 2 |
永原 30 |
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走塁をけん制する返球 |
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ネクストサークルで構える |
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2400安打かと思われたライナー弾 |
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足への自打球をアピールプレイ |
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2400安打を狙って打席に立つ |
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盗塁ランナー一刺し |
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高速急に対して次の打席に意欲を燃やす |
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高速急に苦笑い |
円陣の一コマ。
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中部日本大会出場の映像
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投 手 水巻
捕 手 金嶋
二塁打 江川