5安打完封勝利 永原監督
8月も終わり、実りの秋。
まだ残暑が残る中Gリーグの試合が行われました。
対戦相手は、午前様と実力伯仲のジゴロ野球クラブ。
連盟試合では、1点差の試合が多い相手ですが、本日はGリーグ恒例ともいえる、お互いの監督が先発する監督先発戦での対戦です。
午前様の先発は、満を持しての登板。永原監督。
昨年の監督対決では、ジゴロ野球クラブの方に軍配が上がり、今回はリベンジの登板です。
また、スタメンも上位1番~5番までが35歳以上のベテランを揃え、下位打線に午前様の主力を配置する、規定打席獲得アメとムチ打線で挑みます。
監督援護の2塁打1打点 中越選手
攻める初回表は、ジゴロ原野監督のスローカーブを攻略できず、三者凡退に打ち取られます。
守る初回裏、永原監督の立ち上がりは、内野左辺に打たせて取るピッチングで、ジゴロ打線を3者凡退に打ち取ります。
攻める2回表もジゴロ原野監督のスローカーブを攻略できず、3者凡退に打ち取られます。
守る2回裏は、一死から四球で出塁をゆるし、続く打者が内野ゴロの間に2塁へ進塁し、二死2塁と、得点圏にランナーを抱えてしまいます。
長打で失点のピンチで、ジゴロ打者の放った打球は、センターとショートの中間ぐらいの位置への打球。この打球を落とせば失点のピンチに、名手砂河選手のスライディングキャッチで捕球します。
この時、ジゴロ2塁ランナーが3塁近くまで飛び出しており、砂河選手からセカンド澤木選手への返球で飛び出したランナーを刺し、ラッキーなダブルプレーとなりピンチを脱します。
試合が動いたのは、攻める3回表の攻撃。
この回先頭の金嶋選手が、ジゴロ原野監督のスローカーブをためて打ち込み、打球は、右中間深くに飛び一気に3塁を陥れます。
無死3塁とビックチャンスで、迎えるバッターは、今日からショートに復帰、江川選手。
ところが、ワイルドピッチでラッキーな先制点をGETします。
江川選手が倒れ、続く打者はこの度正式にチーム加入の椎名選手。
センター前に痛烈な打球を放ち一死1塁、すかさず盗塁を決め一致2塁のチャンスメイクに成功します。
続く打者が倒れ、二死2塁で迎える打者は、大舞台に強い中越選手。
放った打球は、左中間を抜け二塁打。その間に2塁の椎名選手がホームインし、この回2点先制します。
内野好守で監督をバックアップ 金嶋選手、江川選手
守る3回裏。得点の後の守りは、抑えてこそ初めてチームに流れが生まれます。
ジゴロ先頭打者は、原野監督。放った打球は痛烈な打撃でしたが、サード金嶋選手の好守で1アウト。
さらに、永原監督は後続2者を三振に打ち取り、この回ジゴロ打線を三者凡退に打ち取り、チームに流れを引き寄せます。
攻める4回表。この回からジゴロ投手が変わり、午前様打線が沈黙してしまいます。
二死から澤木選手が四球で出塁しますが、後続が続かずこの回無得点に終わります。
守る4回裏。2アウトから、ジゴロ金子選手に、センター前に運ばれ、打球速度が速く、ボールが大きくはね、センターの頭を超え長打コースとなりますが、セカンドの返球が早くセカンドで刺し結果3者凡退に打ち取ります。
外野も好守でバックアップ 砂河選手、椎名選手
攻める5回は、一死から江川選手が、エラーで出塁しますが、後続が続かず無得点に終わります。
守る5回裏は、今日からショートに戻った江川選手が好守を連発します。
先頭打者は、ショート正面の打球。江川選手は、少しハンブルしますが、持ち直して1塁へ送球し1アウト。
続く打者に、左中間への2塁打を打たれ、一死2塁のピンチとなります。
続く打者の打球は、三遊間深い位置でしたが、江川選手が追いつき一塁への送球で2アウト。その間にランナーが進塁し二死3塁となります。
ジゴロ続く打者の打球は、またしても三遊間やや3塁よりの打球でしたが、サードが追いつける打球ではなく、抜かれたかと思われましたが、三遊間深い位置で江川選手が追いつき、1塁へ送球しきわどいタイミングでしたがアウトとなり、
この回、江川選手の好守でピンチを切り抜けます。
ピンチの後にチャンスありとは言いますが、攻める6回表は、3者凡退に打ち取られてしまします。
守る6回裏。気づけば、被安打2で無失点。勝利投手の権利がある状態ですが、自らを奮い立たせ続投でジゴロ打線に挑みます。
結果、3者凡退に打ち取ります。
攻める最終回、一死から代打の西田選手が執念の打撃で、エラーを呼び込み出塁しますが、攻めきれず無得点に終わります。
守る最終回裏。
点差は2点。無失点で抑えれば完封勝ち。永原監督の右腕は既に握力が無く、気合のマウンドとなります。
先頭打者は、ジゴロ最強のリードオフマン浅井選手。放った打球はセンター前に抜ける痛烈な打球でしたが、永原監督の正面。グラブでボールを叩き落とし1塁へ送球しまず1アウト取ります。
しかし続く打者にセンター前に運ばれ一死1塁となります。
少し嫌なムードが流れますが、続くジゴロ3番打者をセンターフライに打ち取り、二死1塁とし、勝利まであと一人となります。
対するはジゴロ4番。放った打球はセンター前やや深い位置に打球が転がり、、二死1、2塁と得点圏に進塁されてしまいます。ただここで2塁ランナーが打球をみて3塁へ進塁しようとしますが、2回の砂河選手の矢のような返球を警戒し、2塁で止まります。
続くジゴロ5番打者にセンター前に運ばれ二死満塁と、この試合最大のヤマ場を迎えます。
記録には必ず試練が付きまとうものですが、今回も多分に漏れず、永原監督最大の試練の時を迎えます。
そして、ジゴロ6番打者の放った打球は、三塁線に転がり、サード金嶋選手ががっちり捕球し、三塁を踏み、午前様が勝利しました。
この試合で、永原監督は、47歳と7ヶ月で完封勝利という午前様記録を打ち立てました。
試合後にジゴロ原野監督と健闘をたたえ合う永原監督
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金嶋 19 |
椎名 6 |
中越 11 |
![]() ピンチの場面で攻守 |
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難しい打球をキャッチ |
![]() 久しぶりの参戦 |
![]() スタメンセカンドクリーンアップ |
![]() 狙い澄まし打つ |
![]() 貫録の構え |
![]() 一球入魂の1打席 |
![]() 今日は控えで世話役 |
![]() HP用の撮影をする |
![]() 円陣で声だしにチャレンジ |
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中部日本大会出場の映像
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投 手 永原
捕 手 中越ー山本(5回)
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